携帯電話各社の顧客獲得競争が新たな段階を迎えている。
純増数で3年連続の首位を維持したソフトバンクモバイルに対して、11年はNTTドコモやKDDI(au)が相次いでスマートフォンを投入。各社の高速通信サービスも拡大する見通し。
4月にはドコモなどがSIMロックを解除できるようにすることもあり、競争はさらに激しさを増しそう。
●スマートフォンが主役
シェア争いの主役はスマート . . . 本文を読む
電気通信事業者協会が11日発表した2010年の携帯電話契約数によると、新規契約から解約を差し引いた純増数でソフトバンクモバイルが3年連続の首位を維持した。
NTTドコモなどを含めた4社合計の年間純増数は、644万3500件と09年に比べ34.5%増えた。
07年に累計1億件を突破した契約数は08年以降は純増数の減少が続いていたが、スマートフォンの需要拡大などで3年ぶりの増加に転じた . . . 本文を読む