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硫黄山(いおうやま)

韓国岳登山道より(2010.9)


硫黄山火口中心部(2014.7)


硫黄山案内板

霧島連山の硫黄山が4月19日噴火した。気象庁によれば江戸中期の1768年以来250年ぶりで、20日朝は熱水が土砂とともに吹き上がる現象も確認されたという。新燃岳のように高さ数千mというような噴煙ではないので、わが家からは見えない。しかし、新燃岳も活発な活動が続いているので今後が気にかかる。
この硫黄山、実は2014年7月に火口中心部に、足を踏み入れたことがある。企画するつもりだった「霧島ジオマーク」火山教室の下見だったが、それから間もなくして活動が活発になり、開催タイミングが合わず企画自体も延び延びになり今日に至っている。しかし、概要自体は頭に入れてきた。
当時撮影した説明板には次のようにあり、小さな火山ではあるが、改めて読むと自然の力・ダイナミックさを感じる。新燃岳や御鉢、あるいは桜島等含めて今後の推移を注視していきたい。

1768年(江戸時代)にできたと考えられている、霧島山の中では最も新しい火山です。山の高さは50m程度ですが、頂上には直径約100mの浅い火口があり、付近には最大10数mに達する火山弾があります。また、北側には溶岩じわや溶岩堤防など、溶岩流特有の地形が見られます。
1962年まで硫黄を採掘しており、当時の硫黄畑の石積みが火口内や周辺にたくさん残されています。
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