ヴァイオリンの子供達

今月から入室した３年生のヴァイオリンの男の子・・・素直でおとなしい感じですが中々辛抱強いです

他のお教室で３年間習っていた子ですがノー肩あて主義の先生だったとのことで肩あてなしで弾いてきたようです

そのせいなのか姿勢も構えも悪くネックを握りしめる癖があってゼロからやり直しです

ノー肩あての考えは確かにあるし・・立派な構えのヴァイオリニストもたくさんいるけれど・・この子の体格や肩と首のケースには不向きだったような

慣れない肩あてを使い始めたけれど・・本人も違和感なく姿勢も構えも良くなり左手の余分な力も入らなくなってスタンバイ状態に

構えの悪い状態で真っすぐ運んでた弓の動きも矯正する必要があったけど・・この子は理解が早くひと月ですぐにキレイになった

曲ばかりしかやってこなかったと聞いてたので音階練習とか嫌がるかな～と思っていたけど意外に興味を示し楽しんでる様子

よかった

普通の音階とその時の生徒の具合で即興で作る私のオリジナルメソードだけでこのひと月は私のレッスンの方法に慣れてもらいこの子のまだ不安定な左手親指と人差し指の関係を確実に安定させ右手の親指の事にも注意することで今年は終わるかな～

ピアノも平行してレッスン希望だったので１時間枠だけれど集中力も高いです

ご褒美シールはポケモンが好きみたい

付き添うパパとママに「集中力があって素直でいいお子さんですね」・・と言うと

「家では別人です先生に常に居て欲しい位」・・・とパパ

「そーなんだ」・・・とＫ君の顔を見ると

「だってママ・・いきなり歌いだすしわけわかんないこと言い出すんだもん」・・・と

子供というのはママ自身出来ないことをエラソーに横でとやかく言われると嫌らしくやる気が失せるらしい

「じゃあ・・習ってるのはＫ君だから先生の言ったことは自分でしっかり覚えておいて一人でちゃんと練習するんだったらママは横で言わないと思うよ」・・・と言うと

「そうする」・・・と

「・・・ということなのでそうさせてみて下さいね」・・・とママへ

来週が楽しみなのです