男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

最近のルーツブームのルーツは?

2006年04月05日 | 家系鑑定とアドバイスなど
アメリカの黒人作家アレックス・ヘーリー Alex Haley(1921~92)が自らの祖先をたどった記録「ルーツ」を書いたことが「ルーツブーム」のきっかけになったと思う。彼はニューヨーク州イサカに生まれ、オールコーン農工カレッジとエリザベス・シティ・ティーチャーズ・カレッジで学ぶ。1939年から20年間、沿岸警備隊に勤務し、記者として働く。警備隊を退職後、ニューヨークにうつり、執筆活動に入る。
1977年、「ルーツ」によってヘーリーは、ピュリッツァー賞特別賞と全米図書特別賞を受ける。また、この年テレビドラマにもなり、およそ1億3000万人のアメリカ人が、全8回のうちの1回分は見た。この物語に刺激されて、多くのアメリカ人が、「家系」への興味を持つようになった。アメリカ国外の反響も大きく、「ルーツ」は26の言語に翻訳されている。
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