男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

ガンになってしまった人の心の持ち方

2023年05月12日 | 自己啓発と引き寄せ
運を良くするも悪くするも心の持ち方が大事です。ここでは最悪の状態から心が解放されるまでの工程を、「上流に向かう」「櫂(ボートのオールの事)を放す」「下流に向かう」という表現で表しています。苦しい状態から心を解放させる状態へ。お判りいただけると思いますので、説明はそれくらいにしておきます。

病気の程度によって出てくる感情はまちまちですが、かなり病気が進行している状態を想定して・・・この場合の「上流に向かう」感情は?
「絶望的だ。死にたくない」
残される家族が心配で眠れない。
「なんて運が悪いのだろう」
無気力になる。
 苦しいですね。このように思えば思うほど、よけいに病気は進行します。何をしても楽しくありません。
では「櫂を手放す」感情は?
「どうにでもなれ。なるようにしかならないさ。」
「人の死は誰にも避けられない。」
「あれこれ考えても疲れるから考えないことにした。」
「いくらあせっても、人間の寿命は決まっているのかもしれない。」
「うちの家系は癌が多い。遺伝だからしようがない。先祖を取り替えるわけにはいかないから、諦めるしかないか。」

解決はしていませんが、大分、気持ちは楽になっています。いったんは櫂を手放すことです。比較的、ここまではたやすくたどり着けると思います。
 では「下流に向かう」感情は?

「死は誰にでもやってくる。神様が決めることさ。どうせ誰も例外なく生きているものは、あの世に行くのだから、宇宙の法則だ。悩んでもしょうがない。生まれるのも決められないし、死ぬときも決まられない。死を悩むのは私の仕事じゃない。」
「病気になることで、家族の大切さがわかった。愛情関係の大切さを教えられた。病気も悪いことばかりじゃないな。これからもっと家族を愛そう!」
「人生は長さではなく密度だ。これからどう生きるかだ。貴重な毎日を充実させたい。」
「これからの私の生き様を家族に見せておきたい。」
「ガンを克服した話しはたくさんある。ガンを笑い飛ばす気迫で生きていこう。」
「治療は病院の先生を信頼してまかせよう。あとは、自分がイキイキと生きるだけだ。」
 苦しい感情を乗り越えることができると、明るい希望的な考えが後から後から出てきます。その考えに添って生きると、気がついたら癌が小さくなっているかもしれません。末期のガンで回復が望めなくても、毎日を充実した気持ちで過ごすことができるでしょう。ガンの進行を遅らせてくれます。そして今までよりもずっと密度の濃い人生を楽しむのです。

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