男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

2024年8月家系譜新聞 特集:人生を切り開くは己次第

2024年07月29日 | 家系鑑定とアドバイスなど
人生のシナリオなんて有るの?
 最近、YOUTUBEでよく見かけるのは、「人生のシナリオは決まっている」とか、この世に起きていることすべては、神が書いた仮想現実だと言う人がいます。また「人生はすべて決まっているから悩んでも無駄。」等の投稿も多いです。
もともと筋書きが決まっていて、その筋書き通りに人生は動いているから、迷ったり躊躇したりするのは無駄な時間だというのだ。迷いがなくなるのは良いのだが、これが本当に正しいかどうかですね。

予定説という考え
 これらの考え方の基本になっているのは、ジャン・カルヴァンという人によって提唱されたキリスト教の神学思想の一つで「予定説」と呼ばれています。カルヴァンの二重予定説といって、神の救済にあずかる者と滅びに至る者が予め決められているとするもので、聖書を読んでみるとそのようにとらえられる聖句が有るというのです。
救われるかどうかは個人の努力ではなく、神からの一方的な恩寵によるものであるとしています。全ては神のご意志で決まるということですか?

予定説の矛盾
 そうなると、救われたくて一生懸命努力することも無意味ということにはならないか?
泣いたり喚いたりする人生の悲劇も、神が書いた筋書きというのか?神は高いところでそれを見て喜んでいる?そんな残酷な神なのか?(キリスト教の事は良く知りませんが、全ての宗派がこれを主張しているのではなく、予定説をそのまま唱えている宗派は少ないそうです。)

人間の選択権
 動物はたしかにほとんど本能に従って生きていると思われますが、人生には無数の分岐点が有って、右か左かを選ぶ選択権は人間に有ります。
人間には個人差が有るので、男か女か、体力が強いか弱いか、身長の高低、美形で生まれたかそうでないか、頭が良いかそうでないか、等によって大枠は定められているかも知れませんが、より良くしようと思って努力することや、行きたい方向性を選択する権限や自由意志というものが人間には備わっていると思うのです。

結果は自分が作り出している
 結果は正直である。誰かのせいにしたり、時世のせいにしても、なぜそのような結果になったかは自分が一番知っている。結果と自分の持つ波動はイコールである。結果が出るまで時間差があるから、少し過去の波動といったほうが正確だろう。
高まった波動は高まったアイデアを産む。波動が低いと成功のための知恵すら出てこない。

勢いが人生を力強く切り開く
 最近、歳をとって感じることは、若い頃を思い出すと、勢いが有ったなぁと思うことです。講演の動画などを見ると、まるで別人です。
 若い時は経験も自信もなかったけど、勢いって一番大事な事だと思います。勢いが有れば、環境のほうが合わせてくれる。整ってくれる。取り戻そう!「勢い」「やる気」「決意」「決断」

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日本の伝統文化を護ろう。日本の力である血縁、地縁を大切にしよう。
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※家系調査には、戸籍調査、現地調査、ルーツ調査の三段階の調査があります。
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