男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

「家系調査の原動力」4

2019年01月08日 | 家系鑑定とアドバイスなど
家系調査の喜び
 なんと言っても、一番の喜びは、お客様の笑顔です。お客様ととても親しくなり、まるで身内のようなお付き合いをさせて頂いている方も少なくありません。

 親族を集めての家系譜おひろめ会も喜びの輪が広がります。中には百名前後集まっていただき、新聞社が取材に来たこともありました。そのあと、一族会が結成され、機関紙もつくり、一族会が定着したとの報告を聞いています。

 私自身にとっては、現地調査が面白く、いつもワクワクします。去年11月も山口県や熊本県まで現地調査に行きました。道具が沢山ある為、たいへんですが、車で行きました。しかし、そのワクワク感でほとんど疲れを感じません。

 現地に行くと自分でも驚くほどに、取り付かれたようにお墓や資料探しに集中できます。藩の分限帳や宗門人別改帳等の資料が見つかったときはとても嬉しいものです。

 お墓の調査は仕事柄、霊的直感のようなものが働くことが多いです。調査に行き詰まり、お墓で経を唱えたり、祈ったりしていると、どうも、あの山のほうが気になる。・・・行ってみると誰も知らなかった古墓所を探し当てたりしました。

 また、お墓などの途中で、予期せぬ人に出会ったりします。聞いて見ると、一族の中で一番先祖に詳しい人だったりします。調査は人間業を越えた作業だといつも痛感します。調査をする人が上手く導かれるようにする為には、自分の私心をなくし、ひたすら依頼者のご先祖の供養のために純粋な気持ちになり切ったときに導かれるという経験をします。

 ですから、いつの間にか、お坊さんのような、生活自体が祈りのようになっています。そう考えると、なんとすばらしい仕事をさせていただいているのだろうと、思う日々です。

今でも自分の仕事ぶりに感動したりします。車の中の帰り道、一日を振り返り感謝の思いがわいてくると、涙でいっぱいになったりします。一家系、一家系、課題が全部違う為、常に新たな勉強です。このぶんだと、この仕事はまだまだ続くことでしょう。
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