男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

なぜ今、家系図なのか?

2019年01月27日 | 家系譜紹介とお客様体験談
①自分のルーツを知りたい
私たちは先祖から性格や体質を受け継ぎ、自分の遺伝子の中に先祖が息づいています。どういう流れの中で自分が生まれてきたのか。自分のルーツを知ることは、すなわち「自分自身の再発見」でもあります。


②子孫に残す家宝にしたい
自分だけの家宝はあっても、子から孫へと代々伝わっていくような家宝は、そう多くはないものです。専門調査員が時間をかけ丁寧な調査を行った家系譜はまさしく、家宝と呼ぶのにふさわしいものです。

③先祖供養の一環として
従来、漠然と供養はしてきたでしょうが、ほとんど方は供養する対象のことを知りませんでした。具体的に先祖の名前と、命日が出てくる家系図は最高の先祖供養と言えます。

④家運を強めたい
家運がよくないとしたら影響を与えている先祖の問題が大きいと考えられます。その先祖を具体的に捜し出して供養することで家運を強めます。

「運命は改善される!」
 アメリカの心理学者ジョン・ブラッドショウは著書『ファミリー・シークレット』で「心の奥に秘められた傷、葛藤、運命を左右する偶然のでき事に至るまで、原因は先祖の中に隠されている!」と、人の運命は、家系の先祖に原因がある事を指摘しています。
 そしてさらに、「先祖の暗い部分を掘り起こすことで運命は改善する。そして、自分と同じような運命をたどった先祖の人を調べることで、運命を改善することができる」というのです。
 また、次のように述べています。
 「先祖に自殺、他殺、事故死、また世間に知られたくない悲惨な人生(今までのハンセン氏病等)を送った人がいると、その子孫はそれらを隠そうとします。それら先祖の人は深い傷を受けて心の奥に深く封じ込まれていると、悲しみは癒されないままに暗い秘密となってさまよっています。そして、その秘密を子孫が共有すると、次の世代、また次の世代と遠大な影響を及ぼすことになる」
 「たとえば、隠された先祖の感情で一番強い『怒り』は、そのままにしておくと摂食障害、性の傷害等、さまざまな心身両面の障害を引き起こす要因になる」
 このように、問題の多い家系ほど先祖の悪いことは隠しがちです。まして、他人に話したりしません。考えたくもなくなるでしょう。そうなると、語られることのない暗い過去の秘密が、解決することもなく子孫に投影され続けます。
 そのような先祖を探し出し、癒してやれば、深層意識が解放され、運命の改善ができるのです。最近、運命を改善するために、家系を調べる方がますます多くなっています。

⑤親族のよりどころが欲しい
親戚付き合いなどが希薄になりつつある今日、お互いが共有する先祖の家系図を持ち合うことで、同族意識を高めてくれます。

⑥先祖の誇りを子孫に伝えたい
先祖の誇りというと、源氏や藤原氏などの出自を思い浮かべる人がいます。しかし、出自や身分の高低に関わらず、幾多の飢饉や戦などの試練の時代を経て子孫を愛し残してくれた先祖は、それだけで誇れるべき存在です。私たちがこうして生きているという事実は代々、父母の愛を受け「愛されてきたことの証明」でもあります。それが分かったとき、「自分はこの家系に生まれてよかった」という気持ちになり「この家系を大切にしよう。自分の人生を大切にしよう」というプラス思考の気持ちが、沸々と沸いてきます。

⑦親や先祖を敬うことを、子供や孫に教育したい
親や先祖を敬う伝統が立った家系は、衰退することはないでしょう。親が子に対して自分を敬えと言っても難しいですが、親がその上の親や先祖を敬う姿勢を見せることで、子は自ずと継承してくれることでしょう。伝統を立てるためには、敬う対象である先祖を載せた家系図が、その対象物になっていきます。

家系図を見ると、高祖父母がいて、曾祖父母、祖父母、親がいて、自分が生まれたという流れが、書かれています。よく「家系図を見ていると懐かしく、穏やかな気持ちになる」というお声を聞きます。尊い先祖を載せた家系図は、金銀に変えることのできない、最高の財産になっていくことでしょう。
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