男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

埼玉県内の内田氏ルーツ

2017年05月25日 | この名字のルーツは?
内田氏は全国に広く分布するが、特に関東地方や中国地方、九州北部に多くあり、奥州に少ない。平成10年の電話帳の内田氏は、全国約4万軒あり、その内埼玉県は約4400軒と最も多い県です。埼玉県内で特に多い市町村は、熊谷・深谷・川越・川口・秩父でした。

戦国期は忍城・鉢形城・松山城・深谷城、近世は忍藩・川越藩・岩槻藩・騎西藩の藩士に内田氏があり。
また武藏国に、荏原郡に内田周防、久良岐郡に内田対馬守、比企郡に内田佐渡守広重の名があり。
常陸国久慈郡内田村(茨城県常陸太田市)発祥
清和源氏。佐竹氏の一族の南酒出氏の子孫が内田氏を称す。
遠江国城飼郡内田庄(静岡県小笠郡菊川町)発祥
藤原南家工藤氏流・勝間田氏流・相良氏流など数系統あり。
下総国小見川藩主の内田氏は、今川氏を経て、永禄11年(1568)正之の時に徳川家康に仕える。慶安2年(1649)正信が下野国鹿沼1万5千石に入封した。
伊勢国安濃郡内田郷(三重県安芸郡安濃町)発祥
古代豪族。「新撰姓氏録」にあり。
肥後国山鹿郡内田村(熊本県山鹿市)発祥
相良(さがら)氏流。

日本家系調査会
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