男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

イギリス王室家系のクセ

2017年03月24日 | 家系鑑定とアドバイスなど
家系にはクセや法則があると、著書で伝えておりますが、イギリス王室のケースを簡単に説明致します。これは、実際にザ・ロイヤルズ(祥伝社)カミラと英国王室(グラフ社)という本に書かれている事実です。

図が小さくて見えにくいと思いますが、チャールズさんの四代前にさかのぼると、王妃のほかに女性関係が有りました。

その次の代になると、長男が婚約中に病死しています。次男が跡を継ぐことになり、その次の代も二人の男子が生まれます。

長男が好きになった女性が、実は夫がいて、それがもとで女性は夫と別れ再婚しますが、王室で起こったことなので、長男は王位継承を辞退して、この代も次男が跡を継ぎます。

その次の代になると、とうとう女の子しか生まれなくなったので、長女エリザベス二世は婿をとって王位を継承します。この婿さんがフィリップさん(エディンバラ公)です。

その次の代は、三人男子が生まれ、長男がチャールズさんですが、好きになった恋人が、カミラさんという女性で、その人には夫がいました。

女性関係の多かったチャールズさんは、結果的にダイアナさんと結婚して二人の男の子をもうけますが、カミラさんとの不倫が止まず、ダイアナさんは精神的ショックで摂食障害を起こしたり、とうとう離婚してしまいます。

ダイアナさんが三十六歳のとき、パパラッチに追いかけられ、悲劇の事故死ということになります。カミラさんは夫と離婚してチャールズさんと一緒になり、おじいさんの代と同じ略奪婚が再現されます。

このように見ると、不倫や離婚、再婚などが家系に出てくると、長男が跡継ぎとして立てなくなったり、子孫の結婚の形が複雑になりがちです。子孫の結婚運は、まさに血統の集約といっても過言ではありません。

実は、話はこれだけで終わらず、チャールズさんの相手のカミラさんは、調べてみたら、なんとチャールズさんの四代前の不倫相手の子孫だったそうです。

日本家系調査会
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「先祖を知れば未来が見える」改訂増補版 男澤惠一著
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