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■【心 de 経営】『書話力』を高める ストーリー作り ■7203 〃話のネタ〃を起承転結で展開する

2025-03-27 12:21:00 | 【専門業】 プロの表現力

  ■【心 de 経営】『書話力』を高める ストーリー作り  ■7203 〃話のネタ〃を起承転結で展開する 


 私には、「正しい日本語」とはなにか、というようなことを書いていくだけのバックグラウンドがあるわけではありません。一方で、人前でお話をする機会が多々あります。少しでも「美しい日本語ですね」と言われるような言い方をしたいと平素からこころがけています。
 経営コンサルタント歴半世紀の経験から体得した『書話力』を皆さんとわかちたいと考え、図々しくここにご紹介します。あまりにも「あたり前」すぎて、笑われてしまうかも知れませんが、「あたり前のことが、あたり前にできる」という心情から、お節介焼き精神でお届けします。
■【あたりまえ経営のすすめ】3 すべてのビジネスパーソンがめざす一歩上の発想とスキル
  時代に即したスキルを磨きながら、業務に活かし、自分の更なる成長に繋げるにはどうしたらよいのでしょうか。その方法は、多岐にわたると思います。
 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズの第三章として、経営コンサルタントという仕事を通して、感じてきたことを、ビジネスパーソンに共通する面を中心にお話しています。
■3-720 ストーリー作り
 〃話のネタ〃が決まったら、どの様な主旨で、何を目的とした文書作成なのかを明確にし、それを、どの様な流れで記述していくのかを決めます。
 この〃話の流れ〃を〃ストーリー作り〃といいます。

■7203 〃話のネタ〃を起承転結で展開する
 これまでご紹介してまいりましたように、ストーリー作りは、〃話のネタ〃、すなわち、題材となることについて、何を書くのかから始まります。
 〃話のネタ〃を稔らせるための材料は、私たちのまわりに無数にあるといえます。数が多いだけに、その中からピックアップするとなると結構難しいですね。しかし、それをもとに文章に創りあげる作業もまた、別の難しさがあります。
 文章を書く基本のひとつに、昔から「起承転結」ということが言われてきています。起承転結を知っていますものの、その利用法は意外と学んできていない人が多いのではないでしょうか。
 かくいう、私自身も、起承転結について、キチンと学んだ記憶がありません。一方で、毎日、ブログを始め、文章を書くことが日常になっています。その経験から、私流の独善的な起承転結についてお話します。
◇ 「起」
 起承転結というのは、「起」すなわち「起こす」、「筆を起こす」ことで、導入部分の文章のことです。
 しばしば「まず、結論を言う」ということが言われますが、私は、ケース・バイ・ケースで対応しています。せっかちな上司への報告書などでは、結論を先に述べるようにしてきました。
 しかし、相手をこちらに引きずり混みたい、言いたいことをすべて話したいというようなときには、じらし作戦をとります。すなわち、自分の言いたいことで、相手が興味を引きそうなことをチラッと見せます。相手が、「それでどうなるの?」と乗ってくるように仕向けます。
 講演などの場合には、これから、何について話すのかをまず紹介しておきます。それにより聴き手は、「この話は面白そうだ」と感ずれば最後まで興味を持って聴いてくれる可能性があります。その状態に持ち込めば、あとは起承転結の「承」に繋げれば良いのです。
◇ 「承」
 起承転結の「承」は、「受ける」「受け継ぐ」という意味です。
 「起」で相手が興味を持ったところで、それを持続させるために「起」の内容を受けて、その内容を具体的に、わかりやすく説明して行きます。すなわち「承」では、相手の興味を増幅させ、理解を高めることに重点をおきます。
◇ 「転」
 「起」や「承」で相手が食傷気味にならないうちに、「転」で方向転換をします。
 「承」で「起」をかみ砕いて話した内容の信憑性を高めるのが「転」です。事例を挙げたり、根拠を示したりします。最も論理的な部分であるとともに、最も身近に感じさせる部分でもありますので、テクニックが必要です。
◇ 「結」
 「結」は、訓読みでは、名詞なら「結び」となります。すなわち、締めくくりをする部分です。
 ここでは、それまで書いたり、話したりした部分を整理し、まとめます。内容によっては、解決の方向性や解決策を提示し、これを実行しますと、どのような効果があり、どの様に現状が好転するのかを熱を込めて話したり、書いたりします。要は、聴き手・読み手が行動に繋げ、良い結果を生み出せるように、ヒントを差し上げる部分です。

 私は、経営コンサルタントとして起承転結を更に活かすために、これをベースにした「SOPE法」を自分で利用し、またひと様にご紹介しています。
 「起」を「Situation」と捉え、現状の状況や事実を述べるようにしています。
 「承」を「Opinion」として、自分の意見や考え方を述べます。
 「転」を「Proposal」として、起承のために、何をしたら良いのかを提案します。
 そして「結」を「Expectation」と捉え、これを実行することによって、どの様な変化をもたらせるか、すなわち予想できる帰結はなにかについて、話したり、書いたりします。

 起承転結とは、全体にメリハリを持たせ、単調さを防止しながら関心度を次第に高め、聴き手・読み手にメリット感を持たせ、成果に繋がるようにできるテンプレートのようなものなのです。
 「起承転結」は、全体の流れ、すなわちストーリー作りを俯瞰的に見て構成するのに効果的です。では、「起承転結」の各々を、どの様に話したり、書いたりしたら良いのかの、助けとなる材料・要素として何があるのかについて、以下にお話しして参ります。
 <起> 説明 類推と比較 例話
 <承> 実例、詳細説明
 <転> 統計的数字 証言
 <結> 繰り返し





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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月26日 ◇まねぶ ◇特殊詐欺 ◇新幹線とドーナツ現象 ◇高山寺

2025-03-27 08:21:00 | 【話材】老いぼれコンサルタントのひとり言

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月26日 ◇「まねぶ」でプロに変身 ◇省エネ技術が進んで来ていますね 0325 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私の後進として会社を託した竹根好助の経営コンサルタント起業経験や、その会社の日常業務、自分の思いなどを「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」として連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

3月26日

 4月がまた、値上げラッシュだそうです。
 代表的なものとして、専門家は、チーズ類、ウインナー類、パックご飯、ティッシュ・トイレットペーパーを挙げています。

 【カシャリ!ひとり旅】で旅をしてきていますが、写真の整理はなかなか追いつきません。一方で、時間がある時に、一息入れるために、かつてアップロードした写真を見直すこともあります。

 

 

 

 

 京都  栂尾山 高山寺 
 

  

■ 高山寺 (こうさんじ)

 1994年(平成6)12月「古都京都の文化財」として、「世界遺産条約」に基づく世界文化遺産に登録された高山寺は、京都の北西、京都市右京区栂尾(とがのお)にある古刹です。高山寺の名を知らない人でも「鳥獣戯画」をご存知と思います。西明寺、神護寺とともに、「三尾」のひとつを構成しています。

 創建は古く、774年(宝亀5)の開創と、奈良時代に遡りますが、もともとは神護寺の別院でした。建永元年(1206)に、明恵上人(みょうえしょうにん)が、後鳥羽上皇よりその寺域を賜り、名を高山寺として再興したと伝えられています。

 明恵上人は、栄西(ようさい)禅師が持ち帰った茶の種をもとに、ここ高山寺に日本最初の茶畑をつくりました。鳥獣人物戯画とともに、日本最古の茶園としても知られています。デュークエイセスの唄「女ひとり」にも歌詞の中に登場するそうです。

 川端康成、白洲正子や河合隼雄の著書でも、高山寺は紹介されていて、知る人ぞ知る紅葉の名所でもあります。

【正式名称】  栂尾山 高山寺(とがのをさん こうさんじ)

【通称名称】  高山寺<右京区栂尾>(こうさんじ)

【住所】    右京区梅ケ畑栂尾町8
【電話番号】  075-861-4204 【FAX】075-865-1848

     資料出典: 高山寺公式サイト 

 

 高山寺は、紅葉の名所として知られていますが、私が訪れたのは3月初旬という、観光シーズンとはかけ離れた季節でした。

 朝、ホテルからJR二条駅にまで地下鉄東西線に乗り、そこからJR西日本の路線バスに乗って、約45分ほどで、高山寺のバス停に着きました。バス停からは、高山寺裏参道を通って高山寺に向かいます。

 

 高山寺の、いろいろな写真は、下記よりも観ることができます。

 高山寺トップ
 
高山寺
高山寺 石水院
高山寺 明恵上人図
高山寺 鳥獣戯画
高山寺 茶園
高山寺 開山堂
高山寺 御廟・金堂
 名所旧跡メニュー一覧

 

■【今日のおすすめ】

  【お節介焼き情報】 『まねぶ』は実力養成の第一歩

  「まねる」と「まなぶ」の合成語の「まねぶ」は、何かにつけての初心者に有効なやり方です。
 私が経営コンサルタントになりたての頃、「コンサルティングというのは、どのようにしたら良いのだろうか」というお粗末な状態でした。先輩のやり方を、見よう見まねでやりながら、それを自分なりのやり方にアレンジして行ったのです。
 この体験から、「まねぶ」の重要性、有効性を体得してやってきました。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《公募》「小規模事業者持続化補助金<一般型・通常枠>
 「小規模事業者持続化補助金<一般型・通常枠>(第17回)」の公募要領(暫定版)が公開されました。確定版は、改めて公知されます。
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/shokibo/2025/250304jizoku_01.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

◆ 特殊詐欺に引っかかりたくない 見えないものの価値が判る〃ソムリエ〃になりたい
 日本人は、人を信ずるところがDNAにあるのでしょうか、オレオレ詐欺などの特殊詐欺の被害があとを立ちません。

 「ものを見る目」というのでしょうか、それがないために、他の人が「いいね」をすると、とりわけそれが多い場合には、それが「真実」であると考え、自分の判断は「正しい」と思い込んでしまうようです。

 

 「見えないものの価値は、見えないものの価値の高低が解る人にしか計ることができない」
 ソムリエの資格を持つ人は、ワインの善し悪し、料理への向き不向きなど、判断ができます。
 残念ながら、私にできません。
 ワインのことを良く知っているだけではなく、いろいろなワインに接しているからこそ、そのような見分けができるのでしょう。

 「人を見る目がある」という言葉をしばしば見聞します。
 私は、永年経営コンサルタントをやってきていながら、人の善し悪しを見分けることには自信がありません。
 しかし、いろいろな人とあってきた経験から、面接などで判断しなければならない場に立たされたときには、それなりの判断をしてきました。
 間違えた判断も多いです。

 「見えないものの価値」を見分けられるソムリエになりたいという思いから、この言葉に達しました。
 すこしでも、そのようなソムリエに近づけるように努力をしてきましたし、残された人生・時間でも、その努力は継続したいと思っています。

 「自分だけは引っかからない」という自信のある人も引っかかるそうです。

 引っかける人の腕が高いのでしょうね。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

>> もっと見る


■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

 

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