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■【心 de 経営】『書話力』を高める 7113 〃話のネタ〃の選び方 時宜に即したテーマ

2025-01-23 12:21:00 | 【専門業】 プロの表現力

  ■【心 de 経営】『書話力』を高める 7113 〃話のネタ〃の選び方 時宜に即したテーマ 


 私には、「正しい日本語」とはなにか、というようなことを書いていくだけのバックグラウンドがあるわけではありません。一方で、人前でお話をする機会が多々あります。少しでも「美しい日本語ですね」と言われるような言い方をしたいと平素からこころがけています。
 経営コンサルタント歴半世紀の経験から体得した『書話力』を皆さんとわかちたいと考え、図々しくここにご紹介します。あまりにも「あたり前」すぎて、笑われてしまうかも知れませんが、「あたり前のことが、あたり前にできる」という心情から、お節介焼き精神でお届けします。
■【あたりまえ経営のすすめ】3 すべてのビジネスパーソンがめざす一歩上の発想とスキル
  時代に即したスキルを磨きながら、業務に活かし、自分の更なる成長に繋げるにはどうしたらよいのでしょうか。その方法は、多岐にわたると思います。
 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズの第三章として、経営コンサルタントという仕事を通して、感じてきたことを、ビジネスパーソンに共通する面を中心にお話しています。
■3-710 〃話のタネ〃 テーマ・話材の選び方


 「日本人は、議論に弱い」「日本人は、論理的な話し方ができない」などとしばしば言われます。かくいう私も、そう言われる人間のひとりです。
 しかし、経営コンサルタントという仕事を半世紀も続けているうちに、それでは通じず、次第に、私なりの話し方やビジネスの仕方が、不充分ながら身についてきたように思えます。話すだけではなく、書くことにも共通する「表現力」というスキルがビジネスパーソンには不可欠です。「書く力」「話す力」をあわせて『書話の力』といい、表現力というスキルの一翼を担わせています。
 この体験は、当ブログ「【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業」としてもお届けしています。
 
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950
■7113 〃話のネタ〃の選び方 時宜に即したテーマ
 「馬を水辺に連れて行くことはできても、馬に水を飲ませることはできない」ということを、小学生の頃、担任の先生から言われたことがあります。勉強をしたくない者に、勉強をさせることは難しいということはむつかしいので、子供達に、勉強する気になることを認識してほしいということを先生はおっしゃりたかったのでしょう。
 「馬の耳に念仏」ともいいますように、感心のないことをいくら話して、左の耳から入っても、右の耳から抜けていってしまいます。聴き手に関心を持たせる最良の方法は、聴き手が関心を持てるテーマで話すことです。もちろん、聴き手がはじめから興味を持てる内容ではないこともありますが、その場合には、聴き手が関心を持てるように話し手がして行かなければなりません。後者については、別項を用意する予定ですので、ここでは聴き手が関心を持つようなテーマをどの様に選定したら良いのかについて考えてみたいと思います。
 多様性ある人の集まりの中で、聴き手が関心を持つようなテーマを選ぶ方法というのは難しいです。テーマ選定の方法をいくつかご紹介しますので、臨機応変に最適な方法で選択してください。

 私が半世紀くらい前に、経営コンサルタントとして独立起業したときに、「経営コンサルタントとしての〃商品〃」を持つことを強く意識しました。
 私自身は、独立起業する前は商社マンでした。商社マンの仕事の一環として、印刷関連機器の輸出入を担当した時期があります。その当時は、印刷業界は、「ホットからコールドへ」という時代でした。ホットというのは、鉛を熱で溶かして文字の型に流し込んだ活版印刷の時代で、その方式から、鉛を使わない平版印刷の時代へと変化していく時期でした。
 残念ながら、私は印刷の技術面については乏しく、また印刷工場の現場経験は皆無でした。その中で、自分の商社マン時代の印刷関連ビジネスの経験と人脈を活かして、コンサルティング活動を始めました。
 印刷業界は、当時は「大凸共」という三大印刷会社がトップを走り、それに続く中堅どころもありましたが、それ以外は中小零細企業が大半を占めていました。ホットからコールドへということへの危機感から、経営変革意識の高い経営者が多くいました。しかし、コンサルティングということへの意識は強くありませんでした。
 そこで、「経営理念」「経営戦略」などと大上段に構えず、営業部門強化を中心にした、それまで業界にはいなかった「印刷営業コンサルタント」という触れ込みで活動を始めました。印刷関連企業が営業強化を実現するためには、印刷会社が、そのお客様への営業活動を時系列管理し、行動分析で営業パーソンの営業活動効率改善するなどが重要と考えました。それをテーマにして、セミナーを通して意識改革をしていただこうと考えました。
 印刷関連の工業会や商工会議所・商工会・青色申告会などに営業強化のセミナーの売り込みをしました。また、印刷関連の人達には、「ホットからコールドへ」という話材をきっかけに営業強化の必要性の話を、処々でするようにしました。テーマが絞られていますので、話材としてのテーマ作りを特別にしなくても話がスムーズに進みました。

 印刷業界以外では、例えば製造業であれば「輸出」関連の話材をもとに情報提供をしながらコンサルティングを通じて、話法スキルを身につけてゆくことができました。
 また、PCの黎明期でもありましたので、PCを中堅・中小企業で活用するという視点での話をするようにしました。
 話材選びの第一歩は、時代の趨勢に即した、時宜に適したことを先取りして、その分野での雑誌や出版、講演やセミナーなどの経営コンサルタントとしての受注に結果的に結び付くようなテーマを選ぶことで、流れができて受注も容易になると、経験から感じています。
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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月22日 07 ◇明るい未来の国家戦略 ◇思いやりが心の負担? ◇カレー ◇経営四字熟語の薦め

2025-01-23 08:21:00 | 【話材】老いぼれコンサルタントのひとり言

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月22日 07 ◇明るい未来の国家戦略 ◇思いやりが心の負担? ◇カレー ◇経営四字熟語の薦め 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

1月22日

 SNSでのやりとりにしろ、メールのやりとりにしろ、ビジネス界では返信がつきものです。
 人によっては、受信するとすぐに返信するでしょうし、一方で、毎日受信確認をしない人も多数います。ビジネスの世界では、3時間以内の返信でも遅いと感じる人が約4割もいるそうです。
 まさに「“光”速時代」ですね。

 ビジネスモデルは、時代とともに変化をしています。
 一方で、ビジネスパーソンのあり方の多くは、基本があまり変化をしていません。
 若手ビジネスパーソンの中には、基本を大事にする人がいて、仲間とともに,ビジネスパーソンとしての基本を身につけようとしています。
 その様な場に招かれ、定期的に講話をしてほしい旨を頼まれました。

■ 07 思いやりが心の負担?

 経営コンサルタントという職業に就いていますと、いろいろな人との出会いがあります。その出会いを大切にしようと考えて、できるだけ声をかけるようにしています。

 かなり以前のことですが、ある顧問先の社員さんが韓国へ出張して、帰国してきました。彼の親しい人に韓国の代表的なお酒をお土産に買ってきました。

 私は、気軽に「それは何?」と声をかけたところ、彼は少々困惑した顔をして、「これは社長用なので、先生には後日お持ちします」という返事が返ってきました。

 私の方は純粋に、目の前にあるボトルがどのようなものなのかを知りたかったのです。ところが、彼は、「私にお土産はないのか」というような意味合いで受け取ったのかもしれません。

 ボトルのラベルを見ますと、ハングル文字が入っていましたので、「韓国のお酒なんですね?」といいますと、ようやく彼も私の質問の意図がわかったようです。

「私は下戸なので、お酒なら要らないよ」と明るい顔をして言葉を返しましたので、彼はホッとしてようです。

 ところが、そのあとで、単に話を繋ぐ意味で、「韓国はどうでしたか?」と言葉を続けました。私が、抽象的な質問を投げかけましたので、まじめな彼は、「顧問の先生に対してキチンと回答しないと失礼になる」と思って、一からいろいろと話し始めてくれました。

 人間関係を豊かにしようと考えて、投げかけた言葉ですが、相手にとっては、対応や回答に困るような質問となってしまい、言葉をかけることの難しさを実感しました。

 仕事上の会話なら、順序立ててキチンと話してもらう必要がありますが、内容において特別な目的もない、上述のような会話では、簡単に相手が答えられるような問いかけをすべきです。

 たとえば、「ちょっと変わった瓶ですね? お酒か何かですか?」というようにYESとかNOで答えられるような声かけをすべきでした。

 この様な質問法を「クローズド・クエスチョン」といいます。

 それに対して「韓国はどうでしたか?」というように、相手の意思に沿って、自由に回答できるような質問法を「オープン・クエスチョン」といいます。

 オープン・クエスチョンは、求める回答内容を、始めからあまり絞り込みますと、相手もどこまで詳しく話さなければいけないのか判断を迫られます。

 さりとて、上例のような、漠然とした質問法ですと、どこから話したらよいのか、どの程度のことを話すべきなのか等々相手は判断に窮します。

「韓国の天候は、どうでしたか?」とか「どの様な料理を食べたのですか?」というような、内容が具体的ですと、回答しやすいですね。

 会話の切り出しは、クローズド・クエスチョンや、質問意図が具体的なオープン・クエスチョンで始めますと、その後の会話がスムーズになるようです。くれぐれも相手が回答に窮したり、忖度させたりするような質問法は避けてあげるべきですね。

■【今日のおすすめ】

 【経営コンサルタントのお勧め図書】 明るい未来を語る国家戦略 日本を守る 強く豊かに

 日本経営士協会には、素晴らしい先生がいらして、「共業・共用・共育」をしています。

 いろいろな考えをお持ちの先生方の集まりですので、ダイバーシティを重視するようにしています。

 10年以上にわたり、当ブログに投稿を続け、皆様に書籍を紹介してくださっている酒井先生の記事をご紹介しています。

  https://www.jmca.or.jp/member_meibo/2091/

  http://sakai-gm.jp/index.html

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《セミナー》iDeCo+オンラインセミナー
  ~中小企業と従業員の未来を支える!~
 国民年金基金連合会では、従業員の老後を豊かにしながら、企業の負担を軽減するメリットを、専門家がわかりやすく手続きポイントを解説し、また、よくある疑問にも回答するセミナーが開催されます。
[日 時]2/5(水)14:00~15:20
     2/7(金)20:00~21:20
     同一内容を2回開催
[場 所]オンライン(Zoom使用)
[参加費]無料
 詳しくは以下のサイトをご覧下さい
https://k3rws.stage.ac/idecoplus_seminar/?utm_source=mailmagazine1&utm_medium=mail&utm_campain=chushonet
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 カレーライスとライスカレー 122

 1月21日は、本格的なインドカレー伝来の日、22日は「カレーライスの日」でした。

 カレーは二食続くと嫌になるという人がいますが、煮込みが進んでおいしくなると言われています。

 子供の頃、カレーライスなのかライスカレーなのか、どちらが正しいのだろうと迷った時期があります。

 英語では curry and riceとか Curried riceと言います。

 おそらくこの二つの表現が混同されて、日本語でも、カレーライスなのかライスカレーが正しいのか、迷ったのではないでしょうか。

 日本語の一般的な表記法では、形容詞が先に来て名詞を修飾します。

 すなわち、一般的には、重要な部分、ここでは名詞が後に来ています。

 このことからカレーライスがベターな表記なのかと考えます。

 近年は、単に「カレー」という人が多いですし、「おいしければ、どちらでも良いじゃないの」と言われそうですね。

 人気テレビドラマ「相棒」の杉下さんは、「細かいことが気になるのが、私の悪い癖なのです」と言います。

 私は、日本語の細かい表現が気になる癖があるのです。それでいながら、下手な日本語でブログを毎日書いています。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 本日は、明細リストからではなく、下記の総合URLよりご覧下さるようお願いします。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

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