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戦え!小さな勇者たち 『BATANG-X』

2008年11月21日 | フィリピン映画

 今回はフィリピン産コミックス・ヒーロー・ムービーの『BATANG-X』(95)を紹介。


  ある日、謎の女性科学者ドクター・アクシスの命により、フィリピン中から特殊技能を持つ4人の子供が拉致された。彼らは彼女の秘密研究所で改造・訓練され、スーパーパワーを操る特殊チーム・バタングXとして活動する事になる。彼らの任務は国の監視下にある超小型エネルギーを盗み出す事で、それぞれの能力を駆使して任務は成功かに思えたが突如、謎のパワードスーツに身を包んだ男に邪魔されてしまう。実はドクターはこの星の人間ではなく、超小型エネルギーを用いて研究所に隠されている宇宙船に乗って自分の星に帰ろうとしていたのだ。パワードスーツを着た男は同じ種族で、彼は超人的なパワーを用いて地球侵略を企んでいたのだった。動機はどうであれ、人並み以上の力を得た事に感謝している4人の子供たちはパワードスーツの男を倒す為、研究所で最後の対決をする…


 はい、モロに『X‐MEN』の影響を受けてますね。いや、メンバー全員が未成年というシチュエーションは『THE NEW MUTANTS』かな?アメコミの方からのパクリかと思っていたら、ちゃんとフィリピン・コミックスで原作があるのですな。最近も現地のTVドラマで『BATANG-X THE NEXT GENERATIONS』なるものが放映されていたりして何がオリジナルで何がイミテーションか分からなくなっちゃいます。

 でも、映画自体はそんなふざけている訳でもなく(タルいギャグが続くのでムカッとはするけど)、親子愛、母と子の愛情はきっちりと描いている所はフィリピン映画のお家芸だなぁ、と思った。観た動機は「チープなXメンのパクリが観たい」だったんですがね…

              

              

               


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