赤膚焼史料から『青釉建水』<赤ハダ ひょうたん印>大阪陶磁研究所所長 保田憲司氏の箱書きがある。箱書きには「赤ハダ焼木白作青地釉金袋形建水幕末赤膚山窯に於ける奥田木白の作紛れもなきものにして青地釉は数少なきもの也」とあるが、残念ながら木白の作ではないが良い物ですね。
保田氏は戦前から戦後すぐの関西の諸窯の研究論文を沢山書かれている。
赤膚焼では雑誌『古美術』に「赤膚焼新考察」(①183号 3号4号 昭和22年4月発行)(②184号 5,6号 昭和22年6月発行)(③ 185号 8,9号 昭和22年9月発行)を書かれている。内容は改めて紹介したいと思っている。
最近保田氏に親しい形から保田氏の書かれた論文の抜き刷りを沢山いただいた。赤膚の文は無いのですが・・・これも何かのご縁でしょうか・・・内容は当時の記述としてみないと・・。