ということで、結果的にはお昼抜きレッツゴー
ケーブル坂本駅から町へ下りる途中、すぐ横に「日吉東照宮」があります。
こちらは、土日祝のみ内部拝観が出来るので、せっかくだから、とお参りに。
そしたらこちらの東照宮が本当に良くて!
神主さんも丁寧でいい人だったし、建物も、そこから見える景色も素晴らしくて、たくさんの人にお参りして欲しい!って思いました。
門の天井の綺麗な模様。
こちらは家光が建てたそうですが、この社殿をモデルに、日光東照宮を建てたという。
権現造りで、 極彩色の彫刻や絵付け。
虎は家康の、龍は家光の干支のため、それぞれの象徴なんだって。
拝殿の中は金ぴかでした(笑)
そして、神職さんが神事を行う中央の土間は、一段と低くなっています。
それは、この私たちが居るところに将軍が座ってお参りするので、お尻を将軍に向けても失礼にならないように、一段下げているんだってって神主のおじちゃんが教えてくれた
ちなみに、「曇天に笑う」のロケ地でキャスト達もお参りに来たらしい。
拝殿から まーっすぐ伸びる参道は、ちょうど真東に作られ、その先には、my love (笑)近江富士
春分秋分には輝く太陽が上がってくるため、拝殿の真ん中に置かれている鏡に光が反射して光を放つそうです。
見てみたい!
そして、本当はこの階段に座ってボーっとしたかった・・・でも階段高くて怖いし、時間無いから止めた(笑)
そして私は表参道のこの階段を使えなかったのだけど神主さん曰く、この階段を頑張って登って、登りきるまで拝殿が見えてこないんだ、と。
だから、登り切ったところで、豪華な拝殿を目にして、おぉ~!とその威光を感じるという演出を考慮して建てられているのだ、と教えてくださいました。
すごいな~
ぜひぜひ、おススメの神社です。
そこからまたケーブルの駅前まで戻って、テクテク歩きながら石垣を堪能。
「日吉大社」に到着です。
参道には大津絵の行灯が。
前は夕方ギリギリだったからかなぁ、すこし寂しい気がしてたように思うのだけど、今日は一歩入って、あぁ、良いなぁ 清められる気がする~って思いました。
橋を渡り、川の水音を聞きながら西本宮へ向かいます。
日吉大社の象徴・山王鳥居!
くぐると右手に、神馬舎と神猿舎があります。 お猿さんが可愛いかった!
でも今日は西本宮でオペラがあるらしく!!
大音量を流してリハ中だったため、一匹はこのように気にしながらずーっと心配そうに西本宮の方を見つめてて、もう一匹はウロウロと動き回ってて、よしよし大丈夫だよってナデナデしてあげたくなりました。・・・噛まれるのでしません(笑)
顔出しパネル
楼門の近くには、良く実った柿の木がありました。 お猿さんも食べに来るんだって
この楼門の四隅には、お猿さんが一生懸命頑張って支えてくれています
境内はオペラのために色々と設営中だったので、そそくさとお参りして終わっちゃいました
小さな瀧。 宇佐宮。 気持ちの良いご神木。
神輿収蔵庫では、山王祭で使われる西本宮、東本宮をはじめとするお神輿7基が展示されています。豪華!
人はほとんどいないのだけど、心落ち着く境内です。
テクテク歩いて・・・奥宮はもちろん諦めて(笑)
東本宮まで来ました~。
本宮でお祀りしている山の神様・大山咋神と、樹下宮でお祀りしている鴨玉依姫神はご夫婦。
他にも父神や息子など、家族で一緒にいるような境内になってます。
雌梛と、 雄梛の木。
神様の恵みを水に流して里に送るためか、拝殿などの周りには囲むように溝があって、水が流れているのが面白かったです。
多羅葉の木。葉っぱの裏を尖ったもので引っ掻いて、ハガキとして使っていたところから、現代の葉書のモデルになった木。
楼門を出て参道には、 猿の霊石があります。本当に座ってるお猿さんみたいまた来るね~。
バスの時間が1時間待ちとかになりそうだったため、入り口のおばちゃんに西教寺まで歩いて行けるか聞いたら、20分くらいよ!と行き方を教えてくれました。
頑張って歩くぞー!
日吉大社の周りには結構古墳が残っているそうです 初めて知ったわ。
本当にこっちで合ってるのかなぁ。。。どこまで行くのかなぁ。。。って心細くなりながら歩いていると、少し山側のため、向かいの近江富士が綺麗に見えました
少し早い、秋。
本当に前も後ろも誰も居ないんだもの~
まだ出会わないけどなぁ、大丈夫かなぁと思っていたら、ぽつりぽつりと石仏が草むらに見え隠れするようになり。
ようやくありました! 八講堂千体地蔵。
比叡山は修行の山だったので、一般の人の参詣に制限があり、山麓で日夜 法要の梵音のきこえる処に小さな石造をまつって成仏を祈ったとのこと。
その石仏が誰とはなしに一カ所に集まってきたものがこちららしいです。
とりあえず、方向は間違ってないんだなと安心して進みます(笑)
は~ 結構歩いた~
「西教寺」へ到着。
この門をくぐってからも、結構遠くて、境内を彷徨う・・・
天台真盛宗は三羽雀なんだって。 上の雀は真上から見てるような構図が面白い!
こっちで良いのかしら・・・と思いながら歩いてると、 鐘楼。
そして、ようやく本堂にたどり着きました。
受付をして、堂内、客殿へと回ります。
中は写真禁止だったので、何もないですが、とにかく、何がかはよく分かんないけど勿体ない!ってなるくらい、良い物がたくさんありました(笑)
本堂の阿弥陀様や、身代わりの手白猿。
中ではお坊さんが呟くようにずーっと鉦を鳴らして お経をあげていらっしゃって、不断念仏の教えを守っていらっしゃるのでしょうか。
客殿の襖絵や涅槃図や、阿弥陀如来と二十五菩薩の石像などなど。
うーん・・・滋賀って、、、龍潭寺に行ったときにも思ったけどお金が無いのかなぁ・・・すごく良い物がたくさん残ってるのに保存状態が難しそうで、次の世代に伝えて行って欲しいけど、寂れていきそうで心配というか・・・。
是非是非皆で観に行って欲しいなと思いました。
お庭も、小堀遠州のお庭
明智光秀一族のお墓もあります。
もう疲れたわ~となりながらも、とりあえず帰らねばなりません(笑)
勅使門。
帰り道、周りの建物の屋根に可愛らしいお猿さんたちがいっぱい居て、キョロキョロしながら帰りました
これとか、地味に「骨折した博のモノマネしてる岡田くん」にしか見えなくなってきたwww
バスなんか、1時間半待ちとかなってるし、もう歩くしかないよね・・・と足引きずりながら歩きます。
田舎の誰も通らない道を 「がーんばれ、がーんばれっ」と呟きながら歩くヤバい奴が居たら、それはきっと私・・・(笑)
なんとか坂本の町まで戻ってきました。
気が向いて足を延ばしたら、、、 めっちゃ素敵な道があるやん!!!
これが、坂本の石垣~ってテンション上がる私
ついでに頑張って滋賀院門跡まで行ったものの、16時過ぎてたので敢え無く断念
うぅ・・・もう駄目・・・血糖値が・・・ってなりながら、「鶴屋益光」で、カワイイお猿の最中「比叡のお猿さん」 と、雲上、梅窓を購入。
雲上が一番おいしいかも!はったい粉大好き!
また食べたいなぁ。。。
そして、もういい!いっぱい食べる!と思い、 「鶴キそば」へ いっぱい食べてやる~ぅ。
天ぷら小盛と、「雨垂れ石を穿つ」という、近江高島のお酒を頂きます
天ぷらが美味しかった!
んで、 湯葉そば あったかいの!クコの実が乗ってました。
う~ん、お蕎麦はちょっと思っていたのと違ったかも・・・ですが、お腹減ってたのでペロリ。
後はもう、寝過ごさずに家にたどり着くまでです。
今日行けなかった三井寺に行くため、明日も戻ってくるよと言いながら、帰りました。
いつもは御朱印にしてあまりお守りを頂かないようにしているのですが、今回は社務所に行ったら、なんだかこれは自分のために頂きたいなと感じたので、「神猿守り」
神猿は、マサルさんと呼ばれています。
目の位置やお鼻お口の線の長さ・向きによって、お顔が少しずつ違う中から、この子を選びました
カワイイ~
ずっと傍に居てもらいます!
翌日の「坂本・大津旅 2日目」は西国三十三所カテゴリーに移動しました
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