夢色

集めてるもの 見たもの 書きたいものを 思いついた時に。
基本ネタバレ注意。
火月 神の気まぐれ よろずメモ。

ソ の うた その オト 空 の 色

2008-08-21 | さ行

そういうふうに 考え込まなくても 
  当たり前だった
それが今では どう言えば 伝わるだろう 
  さっぱり 見えやしない
そう... 前みたいに
  すき と きらい じゃ  割り切れない
それだから ぼくは
  何も考えていない顔で 毎日 笑っている
その裏で ゆれる漣は
  気づかない ふりをした
そのほうが すべてが
  らくだから
それはつまり
  大人になるって ことなんだろうか


それが世の中 真実だとしても
  ぼくは ここにいるのだもの
それほど多分
  わるくは ないのだ
そらが 曇って 目の悪い ぼくは
  星座が見えない
そのなかで たったひとつの北極星と
  ちかちか 飛行機のランプ
それだけは
  ぼくにも 見える
それと 夜闇にも
  たくさんの色が あるってこと


その眼 その耳 その胸で
  そこに 立って 感じるんだ
その時 その声 その未来
  そのまま そっと 確かめるんだ

ソ の うた  その オト  空の色



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