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東京アートミーティング アートと音楽 - 新たな共感覚をもとめて 展

2012年12月24日 17時52分27秒 | Art Cafe
東京都現代美術館で開催中です。



音楽とヴィジュアルアートは互いに密接な関係をもちながら進化してきました。20世紀の初め、作品がさまざまな感覚を呼び起こすような総合芸術をめざしたカンディンスキーや、音楽を記号的な正確さでイメージ化しようとしたクレーがその例です。聴覚と視覚を横断することで可能となる、豊かな感性の領域と表現の広がりは60年代のジョン・ケージらによってより実験的な形で検証されました。
そして今、デジタル技術の発達によりイメージはピクセルに分解されて記号や数値として処理され、音もPCのディスプレイ上で視覚的に作曲されるなど、アートと音楽はその創作の過程においても近似しています。一つのコンピュータで映像、画像、音を同等に扱う世代のクリエイターたちは、より密接な「新たな共感覚」というべき総合感覚をもって、多様な表現を試みています。
本展は総合アドバイザーに音楽家の坂本龍一を迎え、この二つの表現が交差、連動することで生まれてくる多様な作品の紹介を通して、「私たちの時代」における見ること、聴くことの本質的な意味を問いかけます。
世界的な音楽家のひとりである坂本龍一を総合アドバイサーに迎え、現代における音楽とアートの新しい関係について問いかけます。大きなスケールの展示空間に、「見ること」と「聴くこと」が交錯する個性豊かな作品が展示されます。
坂本龍一が世界屈指の音響デザインを手掛けるオノセイゲンや「ダムタイプ」創立メンバーの一人である高谷史郎とコラボレーションし、新作インスタレーション2点を展示します。小さな空間から無限大の宇宙を聴く、日本の茶室からインスピレーションを得た《silence spins》と、2台のピアノとレーザーを用いた《collapsed》は必見です。
国際的な活動している同時代のアーティストによる日本未公開の作品を公開します。フロリアン・ヘッカーの立体的なサウンド・インスタレーションやクリスティーネ・エドルンドの植物の危険信号から生み出された楽譜と音楽など国際性豊かな表現を多数紹介します。
カンディンスキー、クレーの絵画やジョン・ケージや武満徹の図形楽譜など、現代の視点だけではなく、歴史的な観点からもアーティストや音楽家がこれまでにどのように音楽と視覚芸術との関係の探求を試みてきたかを紹介します。

以上、TABより引用です。

静かに奏でる音を聞きながら巡るのもいいです。 プールに陶器を浮かべてそれがぶつかる音が共鳴して癒しの空間が広がってます。

下の子と行ったのですが 昔のレコードプレーヤーがたくさん展示してある空間があって レコードを説明するのが大変でした。

ひとりづつしか鑑賞できない展示があるので混雑しているとかなり待ちます。

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