山風景とデジタルコラボ+α                                   

コンテンツ作製のため、山風景等を素材にして様々な試みを綴ってみます。

2011元旦 その3

2011年01月04日 | 
八丁池ハイクから帰宅途中に、地元の神社へ初詣に行ったのです。
社殿への石段数は117段。
昔は119段あったのですが、三十年ほど前に階段下の境内地が埋め土されたため、現在では二段分が地中へ埋没しています。


今年一年の無病息災、家内安全を祈願した後、気になるアレの撮影のためにです。
もちろん、神官さんや関係者方々の了承を得ての撮影であることは言うまでもありません。

そう、元旦こそが撮影できる千載一遇のチャンスだったのです。
拝殿から本殿へと、厳か且つ大胆に進入させていただきました。


と、ありましたね。
マジマジと拝見したかった立像がですヨ。
地元の方ですら、このような像が社殿内に安置されていることなど、知らぬ方々が殆んどでしょう。
しかし、いったいこの立像モデルはどなたなのでしょうか?
手持ちの書物によりますと、天照大神(アマテラスオオミカミ)像だとの伝承があったようです。


頭部のアップです。


足元をアップです。


そして、手元のアップです。
仏像系ではないはずですが、
奈良の大仏とは左右逆の、変則「施無畏与願印(せむい よがんいん)」の印相をされていますね。
しかも、右手には「桃」らしきものを乗せておられます。

神殿脇に安置されているわけですから、八百万の神々に由来するモデルと見て違いないでしょう。
うーん 気になります。

書物によりますと、製作年代は室町の終わりから江戸初期にかけてではないか?とのこと。
それほど古いものであれば、必ず専門家による学術調査資料が存在するはず。
そんな訳で年始早々、ツテを頼って某専門家に資料請求しちゃいました。
「 急ぎませんけど、調査資料があればお願いします 」と。

石段脇に飾られた門松


急ぎませんけど、
早くこいこい、請求資料♪