サヤエンドウが収穫盛りになっています。
鈴成りになってきました。
気温が高かったので、連休明けくらいから本格的に穫れるのではと思いましたが、かなり遅れました。やや蔓ぼけ気味になったようです。
豆類は、旺盛に茂りすぎると、花が咲くのが遅れ実の太りや収量も少なくなると言われます。これが、いわゆる「蔓ぼけ」です。
豆類は、旺盛に茂りすぎると、花が咲くのが遅れ実の太りや収量も少なくなると言われます。これが、いわゆる「蔓ぼけ」です。
エンドウはある程度の低温に遭うことによって花芽ができますが、秋播き栽培の場合は、冬越しするので確実に低温に遭うため、花芽は沢山着きます。ただ栄養が良すぎると茎が伸び、葉が茂るため花が咲くのが遅れてしまうのです。そもそも暖冬で冬越しした時点でかなり茂っていたので春先の追肥は少なめにしたのですが、必要なかったようです。丈も伸びました。
正直なもので、畝の端の方は栄養が適度だったとみえ、花が咲くのが早く連休明けくらいから穫れ始めています。写真の右方。
この辺りは、実が下の方から成り、今は咲いている花は少なくなりました。
過去の経験から言うと、茎葉が旺盛になったサヤエンドウは穫り始めは遅れますが、穫れ始めると沢山穫れます。
一気に穫れるだけに弱りやすい。作物は実に正直です。バランスが大事だと教えてくれます。
この辺りでは、エンドウのことを三度豆と言います。秋播き、春蒔き、夏播きの三度できるからです。沢山穫れるのは低温に遭う期間が長い秋播きなので、春播き、夏播きは、今ではあまり見られません。
サヤエンドウは別名、絹さやと言われます。実に味わい深い言い方です。昔、大莢(オランダ大莢)のサヤエンドウを作ったことがあります。その名のとおり莢は大きく食べ応えがありますが、香りや歯触りでは絹さやにかないません。
この辺りでは、エンドウのことを三度豆と言います。秋播き、春蒔き、夏播きの三度できるからです。沢山穫れるのは低温に遭う期間が長い秋播きなので、春播き、夏播きは、今ではあまり見られません。
サヤエンドウは別名、絹さやと言われます。実に味わい深い言い方です。昔、大莢(オランダ大莢)のサヤエンドウを作ったことがあります。その名のとおり莢は大きく食べ応えがありますが、香りや歯触りでは絹さやにかないません。
エンドウには赤花と白花がありますが、私は専ら赤花です。周囲を見るとどちらかというと白花が多いようです。
昔、サヤエンドウのいくつかの品種を試してみたとき、「赤花鈴成砂糖」という品種が大変良かったことから、それ以来、赤花にしています。絵になりやすいのも赤花かもしれません。
なるほど、四作豆ですね。三度豆より1回多いですね。カウントの仕方ですが十分4回穫れると思います。
絹さやが大きくなってグリーンピース型になったエンドウが美味しいこともよく分ります。
今年は、収穫、大のようですね。
私の古里の秋田県横手市では、サヤエンドウをよさぐ豆と言います。
定かではありませんが、年4回とれることからよさぐまめと言われているようです。
私は、実が大きく実った味噌汁のよさぐ豆が一番と思っています。
よさぐ豆を丸ごと口の中に入れ、ヘタを摘んでスーッと引き出しながらスジを歯で取る食べ方が懐かしいです。