里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

サヤエンドウはもう一花

2024年06月07日 | 畑:豆類

今年のサヤエンドウは5月早々から穫れ始め5月中旬が最盛期。
茂りすぎになるかと思いきや、そうはなりませんでした。
当地は4月下旬以降雨が降らず異常乾燥状態。
気温が高かったためサヤエンドウも急速に成り込みました。実の成る作物に起こりがちな成り疲れの状態に。
5月20日頃から咲いている花はなくなり、ほどなくパタリと穫れなくなりました。
一方、5月下旬になりようやく雨らしい雨。
サヤエンドウも息を吹き返し、再び花が咲き出しました。


一気に成り込んだため黄化してはきましたが、まだ余力があったようです。
草丈も人の背丈並になってきました。


5月末から6月早々に2度目の花盛りに。今はほぼ花収まりしてきました。


間もなく穫れそうな莢が多くなってきました。


上段ばかりでなく中段のわき芽の花も咲き莢が肥大してきました。


もう一度サヤエンドウを味わえそうです。


終りかもと思っていたところでのもう一花、サヤエンドウに少々拘りのある小生としては嬉しい。
ところで、この時期になると必ず穫り残しのサヤエンドウが目立ってきます。


特に葉に隠れていた中段に多い。


もちろんこれは絹さやの赤花蔓ありエンドウ、実取り用のエンドウは別種です。
しかし、自家用には十分実エンドウとして使えます。
幼少の頃によく豆ご飯にして食べさせられたのですが、妙に懐かしくなるのです。
今年2回目。結構穫り残しがあるものです。


炊き上がった豆ご飯が半日くらい経つと赤飯のように赤く染まります。
昔は何の感慨もなかったのですが、間違いなく歳のせいなのでしょう。
今肥大している莢を収穫した後は、うどんこ病が蔓延する前に速やかに片付けます。



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2 コメント

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遅くにコメント失礼します (ume724)
2024-06-07 23:49:56
こんばんは。
穫り残しの絹さやの赤花蔓ありエンドウを
豆ご飯として炊くと、
半日ぐらいしてお赤飯のように色が変化する
という件、
とても興味深く拝読しました。
赤花なので、莢にも中の豆にもアントシアニンが含まれているんですね。
 
これは、実際に栽培されている方でないと経験できないことですね。
勉強になります。
ありがとうございました。
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Unknown (kazmelon)
2024-06-08 07:55:34
ume724さんへ。
コメントありがとうございます。
そういうことなんですね😊
小生は何も考えていませんでした😅
アントシアニンの色素が出てくるわけですね。なぜ時間が経つと赤くなってくるのか不思議でした😅
近年どういうわけか一度は食べたくなるんですよね😄
ume724さんなら色んな風にアレンジされるだろうなと羨ましくなります👍
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