里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

雨中モロヘイヤを穫る

2021年08月18日 | 畑:葉菜類

またも雨。
雨中、モロヘイヤを穫りました。
キュウリの畝2本の端に播いたもの。間隔30センチくらいで20株ほど。


5月20日に直播き。
普通は苗を育てます。モロヘイヤを直播きする方はあまりいないでしょう。
高温性の作物なので、温度が低いと発芽しません。
水分不足でも発芽しにくい。
マルチの上から指で小さな穴を開けての我流省力直播きです。
7、8粒と多めに播き、灌水します。
今年は気温が高く、発芽良好。
小さいうちは弱いけれども葉が数枚になれば安心。丈夫な野菜です。
普通は間引いて1本立てにしますが、今年は発芽が良かったため2本立てにしたものが多い。


病気や虫もほとんど付かないので、管理らしいことはしていません。
適当な高さになったら、芯を摘み最初の収穫。
後はわき芽が次々に伸びてきます。
葉を数枚着け、15~20センチで摘み取ります。


少し混みすぎて茎が細くなっています。
2本立てにしたのは良くなかったかもしれません。


こちらの畝は早いキュウリの陰になり、遅れました。

1本立てが多く、混んでいません。


片方の畝が遅れ、重ならずかえって良かったようです。
収穫が遅れると硬くなってきますが、その時は茎を切り戻します。


モロヘイヤでよく語られるのが、エジプトの王様がモロヘイヤのスープで病が治ったという逸話。
それでモロヘイヤは「野菜の王様」と言われるらしい。
ビタミン含量は、ホウレンソウの数十倍。
味に癖がないので、おひたし、天ぷら、和え物、汁物など何にでも合います。
我が家の定番は、サッと湯がいた後、ミキサーに掛けてとろみを出し、だし醤油で味を整えます。
そして、ご飯の上にたっぷりと乗せて食べます。
のどごしが良く、真夏の食欲の落ちたときにも、ご飯が進みます。
もともと高温性の作物なので暑さに強いモロヘイヤですが、最近のような雨続きにも強い。


穫ってみました。
我が家では1回これくらいで丁度。