里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

アスパラ菜はわき芽(孫茎)を盛んに穫る

2020年12月09日 | 畑:花菜類

アスパラ菜はわき芽(孫茎)を盛んに穫っています。
このアスパラ菜は8月末に直播きしたもの。10月半ばから親茎(主枝)の収穫が始まったので、2ヵ月近く収穫が続いていることになります。


親茎から出るわき芽(子茎)の収穫はほとんど終了し、子から出る孫茎の収穫もかなり進みました。


11月に好天が続いたため収穫のテンポが速まりました。
親茎は太いわき芽(子茎)が穫れるよう数芽残して切るようにし、そのわき芽(子茎)も2、3芽で切るようにしています。株によっては1芽残しもあります。多く残すと、これから出るわき芽(孫茎)が細く短くなってしまうからです。
外葉にはベト病と思われる斑点が大分付き、枯れ葉も出ていますが、茎の出具合にはあまり影響ないようです。


ほとんどの株がすでに10本以上の収穫が済んでいます。
多いものは20本を超えるようなものもあります。やはり株の勢いがいい大株ほど本数も多い。
この株は今が孫茎の収穫盛りです。

穫り跡の凄いことが分ります。
親茎、それから出る子茎、さらに子茎から出る孫茎と穫っていますが、ちょっと見た限りではどれか区別つきません。


よく見ると分ります。
この株は、手前中央の茎が、親から出たわき芽(子茎)でしばらく前に収穫が終わっています。その茎から両脇に出ているのが孫茎。左の茎は収穫が済み、右の花が咲いている茎はすぐに収穫です。孫茎も2、3芽で切ります。
孫茎の葉の付け根には、すでにひ孫に当たるわき芽が見えています。


この株は間もなく孫茎の収穫も終るくらいまで収穫が進んでいます。


最も太く良いアスパラ菜が穫れるのは子茎ですが、この孫茎も十分いいものが穫れています。


この後、さらにひ孫に当たるわき芽が伸びてきます。
さすがにひ孫の茎は細く短くなりますが、十分食べられます。
アスパラ菜は強い凍害を受けると傷んでしまいます。しかし、徐々に寒さに当たると耐寒性は増すようで、最近は氷点下まで下がる日も出てきましたが、何ともありません。