里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ダイコンとニンジンの冬囲い

2020年12月23日 | 畑:根菜類

ダイコンとニンジンの冬囲いをしました。
ダイコンは3回に播いています、最後に播いたのが9月2日。これが囲い用になります。品種はすべて「耐病総太り」。
11月の好天で大きくなっています。「耐病総太り」はほとんどス入りしないので、その点は安心です。
畝が2列で、60本ほど。すべて抜き取りました。


青首大根は地上部に根が半分くらい出ているので、寒冷地のこの辺りでは、これから氷点下の気温が続き、放置しておくと凍害を受け次第に傷んできます。
冬囲いは二つの方法で行っています。助っ人がいます。
これはダイコンの葉を付けたまま囲う方法。


土を掘って稲わらを挟みながら根の部分を斜めにし、土で埋めていきます。
葉が付いているので、瑞々しさが失われないのですが、稲わらが必要なのと嵩張り場所をとります。

これはダイコンの葉を落として埋める方法。

土を掘り、ダイコンの葉を完全に切ってから、稲わらを掛けて土を埋め戻します。こちらの方が手間がかからず。場所もとりません。
このように並べて囲いました。


埋め込みました。ほぼ半々です。


葉付きのダイコンから先に取り出します


このダイコンは2回目に播いたもの。1回目のダイコンは終了しましたが、これはまだ残っています。このままにしてすぐに消費します。


ニンジンは2回に播いています。
ニンジンは根が土の中に入っているので、あまり凍害は受けないのですが、厳寒期でも取り出しやすいよう大半を囲います。
これは2回目の8月9日に播いたもの。
品種は「黒田5寸陽彩」と「新黒田5寸」。


掘り上げました。


1/3ほどはそのまま畑に残し、直接、先に消費します。


1回目に播いたニンジンも少し残っていたので、掘り上げました。
これは別にしておいて、早く消費します。


ダイコンと同じように、土を掘り、葉を付けたまま稲わらを挟みながら根の少し上まで埋め込みます。


この時10本くらいずつ葉の根元を縛って埋めると取り出すときに便利です。


小さいものや形の悪いものは土付きのままビニール袋の中に入れて室内に取り込み、利用します。

一部のダイコン、ニンジンは長ネギと一緒に庭のはずれの空きスペースに埋め込みました。

積雪が多くなったときなど、使うのに便利です。助っ人も持ち帰り同様に保存するようです。