里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

イチジクが今頃ようやく穫れる

2019年10月29日 | 畑:果実類

 イチジクがようやく穫れるようになりました。
 昨年は9月末くらいからポツポツ穫れ始め、今頃は結構な数穫れたのですが、今年はいつまで経っても実が硬く、半分諦めかけていました。
 品種は「蓬莱柿(ほうらいし)」で植えて6年目。昨年はかなりまとまった収穫ができました。


 秋果専用種で晩生のため、昔からあった在来種に比べると相当に遅いのですが、10月になれば少しは穫れるだろう思っていました。ところが、台風19号やら悪天候続きで、一向に穫れる気配がなく、なかば放置していました。
 しばらくぶりで見たところ、大分実が割れていました。


 さすがにこれでは割れすぎです。
 1週間前くらいから収穫できていたようです。

 これくらいが丁度でしょうか。

 手頃なのが少しまとまっています。


 自己流ですが、枝の間引き剪定をしたり、カミキリムシの退治などそれなりに管理はしてきました。また、木の勢いが強すぎるのが気になっていたので、今年は葉を15~17枚で摘芯してみました。
 昔からあった在来種の時は、特別なことはしなくても沢山穫れたのですが、なかなか思うようになりません。
 当県の研究機関の報告によると、当県で昔から在来種として作られてきたイチジクは全て「ブルンスウィック」という品種だということが分ったそうで、我が家のイチジクもそれでした。先人達は、長い年月かかってこの土地に適する作物や品種を土着させてきた訳です。
 とはいえ、今作っているイチジクを少しでも多く穫りたいと思うのは人情というもの。来月半ばくらいまで収穫できるでしょうか。残された期間は僅かです。


 残念ながら、未熟のまま残されるのが多いのではないかと思います。


 先端がちょっと割れ始めるくらいが収穫適期です。自家用なので多少割れても問題ないですが、以後は注意します。