里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

雪害に耐えサヤエンドウが盛り

2019年05月21日 | 畑:豆類
 
 今日は予報どおり雨となりました。大雨の所もあるようですが、この辺りはちょうど田んぼにも畑にもいい雨となりました。
 写真は全て昨日のうちに撮っておいたものです。 
 サヤエンドウが収穫最盛期になっています。
 この辺りでは、三度豆と言うことが多いです。秋播き、春蒔き、夏播きの三度できるからですが、何といってもメインは秋播き。
 売られるときは、絹さやですか。
 

 4月10日の時ならぬ重い大雪で、折られたり倒されたりと散々でしたが、今は一見したところ何もなかったかのように勢いよく伸びています。
 
 
 中をよく見ると下の方が倒れているのが分ります。ですから竹支柱への絡まりが今ひとつで、上の方はテープで押さえています。折れたところはわき芽が上に伸びているので、もうよく分りません。
 

 大雪でやられた時には、ここまで回復するとは思っていませんでした。逞しさに感心するばかりです。もともと、それまで株の勢いが良かったので回復力があったということでしょう。
 これなら例年と変わらないくらい採れると思います。
 

 花の盛りは過ぎていますが、それでもまだまだ咲いています。背丈も目の高さまで来ています。
 

 ところで、私は野菜で嫌いなものは何もなく、好きなものを上げろと言われれば切りがないのですが、ただ一つだけと言われれば、このサヤエンドウです。
 ややマイナーなこの野菜をあげる人は珍しいかもしれません。
 それは、食べ物としてだけでなく、植物としての姿や莢を着けるまでの様子、連作を嫌う奥深さなど、色んな面からです。
 花もスイートピーにも似て実に綺麗です。
 
 
 赤花は特に綺麗で、私が白花でなく赤花を作っているのは、良く採れるからだけでなく花がいいこともあるかもしれません。