そぞろ神の物につきて―日本列島徒歩の旅の記録

  (2008年 日本海側)
  (2011年 四国八十八ヶ所)
  (2014・15年 太平洋側)

琵琶湖一周 第1日目 新海浜へ

2018年02月08日 | 2018年琵琶湖ー周
2018年1月15日(月) 晴  川崎(自宅)~新海浜



「ビワイチ観光ウォーキングマップ」










5時前に自宅を出て、川崎、東神奈川、新横浜を経て、名古屋で乗り換え、

8時、東海道新幹線の米原駅着、歩きはじめる。


途中の田園風景。畑には霜。右手、伊吹山は雪化粧。


8時45分、入江橋交差点。琵琶湖と対面。


やはり琵琶湖は広い。遠く県境の山々は白く、竹生島がかすんで見える。


目を左に転ずれば、湖上に小さく多景島。


彦根方面に向かい、県道2号に沿った湖岸の歩道を歩く。


地図に沿って県道から分かれて行ったらさっそく行き止まりに。


9時15分、磯漁港。


高市連黒人の歌碑。
「磯崎を漕ぎ廻み行けば あふ美乃海 八十のみなとに 鵠さはに鳴く」

9時30分、米原市から彦根市へ。


9時45分、水鳥多し。知識疎くして名前わからず。


9時50分、「千乃の松原」。


10時15分、彦根城に着く。黒御門への橋から内堀。






黒門券売所にて、彦根城と玄宮園の共通券、600円。








天守に向かう。


2017年10月の台風21号で損傷を受けた彦根城外壁。


天守閣。現存12天守の一つ。井伊家の居城。幕末の大老井伊直弼も、藩主となるまでこの城下で過ごしている。特徴は破風の多さ。








天守からの琵琶湖。


その後、玄宮園へ。玄宮園は彦根藩の下屋敷。








天守閣を望むが、破損個所が痛々しい。


園内に、井伊直弼像。




二季咲桜。




内堀に沿って、再び琵琶湖へ。


その後は、湖を眺めながら、幕営地の新海浜へ。彦根より先は県道25号に。

琵琶湖の水は触れてみるとややぬるい感じがした。


14時ごろから一気に空気が冷えてくる。

16時、新海浜海水浴場に到着。

17時30分、琵琶湖夕景。


歩数  41173歩  (累計   41173歩)
距離  23.5km  (距離累計 23.5km)
経費  12140円  (経費累計 12140円)

琵琶湖一周 はじめに

2018年02月08日 | 2018年琵琶湖ー周
はじめに

 これまでおおむね海岸線に沿って日本列島を歩いてきて、昨年一応の目標を達成しました。そこで、今回は海無し県である滋賀県の琵琶湖を一周しようと考えて行ってきましたので(2018年1月15~22日)、その記録を残しておくことにします。

 季節がら或る程度の積雪も覚悟していたのですが、行く少し前に降ったという雪の名残が遠くの山々や、一部の道路わきに見られたものの、自分が歩いたところにはほとんど雪はありませんでした。日ごろの行いがよいので(?)さほどの困難もなく行って来られて幸運だったというべきか、せっかく真冬に行ったのに雪道をラッセルしながら歩く面白さを味わえず残念だったというべきか‥‥。

 装備類は昨年1~2月の四国の旅とほぼ同様の防寒仕様で、今回も炊事と暖房用にコンロを持っていきました。行動はテント泊中心で、必要に応じて宿泊まり、という計画にしました。

 事前に、インターネットで「ビワイチ観光ウォーキングマップ」をダウンロードし、印刷して持参しました。
 これは全体図。この他に部分図が14枚あり。


 また、これまでは行き当たりばったりに、歩く都合をまず第一に考えて、出来る範囲内で名所旧跡を見学してきましたが、今回は、石山寺、三井寺、比叡山延暦寺などを見て回ることを第一に考えました。そしてそのため、1日あたりの歩行距離も大幅に少なくしました。

 ということで、いざ出発。