6月7日(土) 曇のち晴 (岩ヶ崎バス停~山形県・鶴岡市 「道の駅あつみ」)
4時30分、出発。
歩き始めた直後に路傍に湧き水を発見。こんこんと溢れ出る水で歯磨き、洗面をし、たっぷり飲んで水分補給。500ccペットボトル2本も満タンに。
4時45分、日本海に沿って、国道345号線を北上する。
JR羽越本線と並行して行く。
海岸線のすぐ傍まで水田が広がる。
5時10分、「海府ふれあい広場」のトイレで朝のおつとめ。泊まり場から30分余りで飲料水もトイレも確保できたわけで、結果として岩ヶ崎バス停は好宿泊条件であったということになる。道の駅や無人駅ならそんな心配もする必要はないのだが。
さらに食事のため10分間の小休止。
その後、この近辺にて泊まるのに快適そうなバス停を4箇所ほど確認する。
5時35分、無人駅の間島駅は、駅舎の待合室もホームのそれも宿泊可能と思われる。
5時55分、海は穏やかで、
天気も急速に回復してくる。
6時、大阪と札幌を結ぶ寝台特急の「トワイライトエクスプレス」が通過。
6時05分、海岸に杭が林立している。秋に刈り取った稲を架ける「はざ木」だろうか。
6時35分、近くの海中に岩が現われ、遠くに佐渡島も見えてくる。ここ数日のうちで今日が最もよく見える。
(訂正――佐渡島だとばかり思っていましたが、実は粟島だったようです。)
ここからの佐渡は、見る位置のせいか随分と幅の狭い島である。
(訂正――佐渡ではなく粟島だったため、随分と幅の狭い島に見えたようです。)
6時45分、海を眺めつつ、快調に歩を運ぶ。
7時、ここにもたくさんの杭が立っている。
7時35分、海辺の小屋では魚を干している。
7時45分、海岸線にはさらに岩が増えて、「笹川流れ」が近いことを教えている。
7時55分、旧山北(さんぽく)町の表示。2008年4月に村上市に合併された。短い鳥越トンネルを抜けると「笹川流れ」。
海岸に大きな奇岩が見え始める。
8時25分、「道の駅 笹川流れ」。まだ店は開いておらず、食料の買い物はできない。数人のバイクのライダーが手持ち無沙汰そうにたむろしている。
道の駅に接している桑川駅は泊まれそうである。
8時45分、「笹川流れ」の眼鏡岩。以前は2つ穴が開いていたが、1964年の新潟地震で1つが崩れてしまったとのこと。
「笹川流れ」は日本百景に数えられている。約11キロにわたり多くの奇岩や洞穴が海岸線に連続する。
海岸の岩の写真を撮りつつ進む。それにしても岩場や絶壁や洞穴と自然の造形は実に見事なものだ。岩陰を遊覧船も見え隠れする。
9時、頼三樹三郎の笹川流れ賛の碑があり、「松島はこの美麗ありて此の奇抜なし 男鹿はこの奇抜ありて此の美麗なし」と刻まれている。
砂浜には家族連れの姿も。
9時20分~30分、バス停にて食事。ずっとコンビニも商店もなく、もう一昨日買った食パンの残りとマヨネーズと水だけしか残っていないが、それでも口にできるものがあるだけよい。
鶴岡のユースホステルに予約の電話をするが、満室で明日の宿泊は不可とのこと。代替策を考えねばならない。
9時40分、再び海を見つつ。
9時50分、「笹川流れ」の案内碑。
「岩船郡山北町大字浜新保より大字寒川に至る海岸線」とある。
JR羽越本線に並行して歩いているので、さまざまな車両が通る。
貨物列車。
特急列車。
普通列車。
11時15分、越後寒川駅を通過。
12時25分、寝屋にて自販機を見つけ、ペットボトルを買って喉を潤す。
12時45分、勝木(がつぎ)駅の先で、国道7号線に合流する。
合流地点にコンビニがあり、買い物と食事。牛乳、おにぎり2個、菓子パン、豆大福。一気にみんな食べてようやく人心地が着く。
コンビニの女店員になぜ「かつき」ではなく「がつぎ」と読むのかを聞いてみたが、わからないとの答え。
13時30分、府屋第一トンネル(605メートル)、府屋第二トンネル(190メートル)と抜けていく。
13時45分、スーパーがあり、今夜と明朝およびその後のための食料を買う。乾パン、ミニトマト、バナナ、サラミ、レトルトカレー、マヨネーズ、飴。
15時、山形県鶴岡市に入る。14県目まで来たことになる。
15時20分、鼠ヶ関跡を通過。勿来、白河とともに東北三大関所の一つ。内務省設置という大きな石碑がある。
弁天島遠望。
16時、「道の駅あつみ」に到着。今日はここで泊まらせてもらうことにする。
休憩所にザックを置いて、売店などを見物。週末なので大勢の人が出ている。
売店で名物の「だだちゃ豆アイス」を買う。
この4日間は連日40キロ以上の歩行行程だったので足も少し痛い。足のメンテナンスのために、明日は計画よりやや手前ながら湯野浜温泉泊を検討する。
経費 2,024円 累計 215,225円
歩数 64,470歩 累計 2,822,608歩
距離 42km 累計 1,863km
(本日の到達地点――山形県に入る)
(途中から当ブログにこられた方は、右バー「最新コメント」欄の「★はじまり★/ブログを始めました」をクリックして旅のはじめのページに飛び、最上段の「次の記事へ」から順に、日本縦断徒歩の旅をお楽しみください。--管理人より)
4時30分、出発。
歩き始めた直後に路傍に湧き水を発見。こんこんと溢れ出る水で歯磨き、洗面をし、たっぷり飲んで水分補給。500ccペットボトル2本も満タンに。
4時45分、日本海に沿って、国道345号線を北上する。
JR羽越本線と並行して行く。
海岸線のすぐ傍まで水田が広がる。
5時10分、「海府ふれあい広場」のトイレで朝のおつとめ。泊まり場から30分余りで飲料水もトイレも確保できたわけで、結果として岩ヶ崎バス停は好宿泊条件であったということになる。道の駅や無人駅ならそんな心配もする必要はないのだが。
さらに食事のため10分間の小休止。
その後、この近辺にて泊まるのに快適そうなバス停を4箇所ほど確認する。
5時35分、無人駅の間島駅は、駅舎の待合室もホームのそれも宿泊可能と思われる。
5時55分、海は穏やかで、
天気も急速に回復してくる。
6時、大阪と札幌を結ぶ寝台特急の「トワイライトエクスプレス」が通過。
6時05分、海岸に杭が林立している。秋に刈り取った稲を架ける「はざ木」だろうか。
6時35分、近くの海中に岩が現われ、遠くに佐渡島も見えてくる。ここ数日のうちで今日が最もよく見える。
(訂正――佐渡島だとばかり思っていましたが、実は粟島だったようです。)
ここからの佐渡は、見る位置のせいか随分と幅の狭い島である。
(訂正――佐渡ではなく粟島だったため、随分と幅の狭い島に見えたようです。)
6時45分、海を眺めつつ、快調に歩を運ぶ。
7時、ここにもたくさんの杭が立っている。
7時35分、海辺の小屋では魚を干している。
7時45分、海岸線にはさらに岩が増えて、「笹川流れ」が近いことを教えている。
7時55分、旧山北(さんぽく)町の表示。2008年4月に村上市に合併された。短い鳥越トンネルを抜けると「笹川流れ」。
海岸に大きな奇岩が見え始める。
8時25分、「道の駅 笹川流れ」。まだ店は開いておらず、食料の買い物はできない。数人のバイクのライダーが手持ち無沙汰そうにたむろしている。
道の駅に接している桑川駅は泊まれそうである。
8時45分、「笹川流れ」の眼鏡岩。以前は2つ穴が開いていたが、1964年の新潟地震で1つが崩れてしまったとのこと。
「笹川流れ」は日本百景に数えられている。約11キロにわたり多くの奇岩や洞穴が海岸線に連続する。
海岸の岩の写真を撮りつつ進む。それにしても岩場や絶壁や洞穴と自然の造形は実に見事なものだ。岩陰を遊覧船も見え隠れする。
9時、頼三樹三郎の笹川流れ賛の碑があり、「松島はこの美麗ありて此の奇抜なし 男鹿はこの奇抜ありて此の美麗なし」と刻まれている。
砂浜には家族連れの姿も。
9時20分~30分、バス停にて食事。ずっとコンビニも商店もなく、もう一昨日買った食パンの残りとマヨネーズと水だけしか残っていないが、それでも口にできるものがあるだけよい。
鶴岡のユースホステルに予約の電話をするが、満室で明日の宿泊は不可とのこと。代替策を考えねばならない。
9時40分、再び海を見つつ。
9時50分、「笹川流れ」の案内碑。
「岩船郡山北町大字浜新保より大字寒川に至る海岸線」とある。
JR羽越本線に並行して歩いているので、さまざまな車両が通る。
貨物列車。
特急列車。
普通列車。
11時15分、越後寒川駅を通過。
12時25分、寝屋にて自販機を見つけ、ペットボトルを買って喉を潤す。
12時45分、勝木(がつぎ)駅の先で、国道7号線に合流する。
合流地点にコンビニがあり、買い物と食事。牛乳、おにぎり2個、菓子パン、豆大福。一気にみんな食べてようやく人心地が着く。
コンビニの女店員になぜ「かつき」ではなく「がつぎ」と読むのかを聞いてみたが、わからないとの答え。
13時30分、府屋第一トンネル(605メートル)、府屋第二トンネル(190メートル)と抜けていく。
13時45分、スーパーがあり、今夜と明朝およびその後のための食料を買う。乾パン、ミニトマト、バナナ、サラミ、レトルトカレー、マヨネーズ、飴。
15時、山形県鶴岡市に入る。14県目まで来たことになる。
15時20分、鼠ヶ関跡を通過。勿来、白河とともに東北三大関所の一つ。内務省設置という大きな石碑がある。
弁天島遠望。
16時、「道の駅あつみ」に到着。今日はここで泊まらせてもらうことにする。
休憩所にザックを置いて、売店などを見物。週末なので大勢の人が出ている。
売店で名物の「だだちゃ豆アイス」を買う。
この4日間は連日40キロ以上の歩行行程だったので足も少し痛い。足のメンテナンスのために、明日は計画よりやや手前ながら湯野浜温泉泊を検討する。
経費 2,024円 累計 215,225円
歩数 64,470歩 累計 2,822,608歩
距離 42km 累計 1,863km
(本日の到達地点――山形県に入る)
(途中から当ブログにこられた方は、右バー「最新コメント」欄の「★はじまり★/ブログを始めました」をクリックして旅のはじめのページに飛び、最上段の「次の記事へ」から順に、日本縦断徒歩の旅をお楽しみください。--管理人より)