水瓶

ファンタジーや日々のこと

雨の山下公園・水の階段

2015-07-05 11:24:47 | 横浜の観光・博物館など
山下公園、世界のひろば。ここの噴水から湧き出た水が階段をだんだんに下っています。
水の階段というそうです。

よく降りますね。洗濯物の乾きが悪いのは困るけど、涼しいのと落ち着く雨音は悪くないかも。
昨日はトルコの人形展をやっていた横浜人形の家に行って、しとしと雨の山下公園をまわって来ました。
あまりにも人がいないのと、モザイクタイルが雨でしっとり濡れてきれいだったので、
水の階段にモチーフされた海の生きものたちを撮ってみました。これがなかなか面白いんですよ。
ちなみに上の写真の下の方に写ってるのは巻貝のようです。


上から順に撮っていきます。この水底体型の魚はアンコウかな?ナマズは淡水魚だし。。


マンボウくんです(頭の中で右に90°回転して下さい)。


ヒラメくんです。カレイくんかもしれんけど。
ヒラメは刺身やムニエル、カレイは煮付けやからあげ。向きが違うと料理法も違うのだ。

(※実のところ向きは味に関係ないようで、おいしく食べられる料理法の違いはエサの獲り方の違いから来るようです。
参考→「カレイとヒラメの違い」。へええ、なあるほど。


ロブスターとかイセエビのようです。海の生きものっていうか海のおいしいものっていうか。


カニカニ。


しかしほんと人がいない山下公園。階段の青いタイルがきれいです。
たまにはこういう雰囲気もいいもんだなあ。。


ホタテですね。貝柱ってなんであんなに高いんでしょうね。


この球体は何かなあと思ったんですが、くじら……???
まわりに散らばるヒトデたち。


トビウオぴょんぴょん!


さていよいよ水の階段もゴール近くにはでっかいカメさん。その下には・・・


がばあと口を開けた怪物っぽい何かが。。。
怪物のちょうど目の間にあるちんまりした頭が上の写真のカメさんです。
この怪物、もしかしたら旧約聖書に出て来る海の怪物レビヤタンじゃないかなあ。
(アシモフの「黒後家蜘蛛の会」にレビヤタンにまつわる話があって知りました。)

「『ヨブ記』によれば、レヴィアタンはその巨大さゆえ海を泳ぐときには波が逆巻くほどで、口から炎を、鼻から煙を吹く。口には鋭く巨大な歯が生えている。体には全体に強固な鎧をおもわせる鱗があり、この鱗であらゆる武器を跳ね返してしまう。その性質は凶暴そのもので冷酷無情。この海の怪物はぎらぎらと光る目で獲物を探しながら海面を泳いでいるらしい。本来はつがいで存在していたが、あまりにも危険なために繁殖せぬよう、雄は殺されてしまい雌だけしかいない。その代わり、残った雌は不死身にされている。」

・・・とこんな感じにとてつもない怪物なんであります。
そのおっそろしい巨大な口で、水の階段のおしいげな海の幸たちを味わいもせずに呑み込んでしまうんでしょうか。
もったいない……


こちらは横浜と姉妹都市のサンディエゴ市から贈られた水の守護神の像。公園の中ほどにあります。
上のレビヤタンから守ってくれるのがこの女神像なのかも知れませんね。


雨にけむる氷川丸。

このあとみなとみらいへまわり、陳麻婆豆腐のお店で麻婆豆腐セットを食べて来たんですが



ぼっっっ(点火音)

どんぶりになみなみと入った辛~い麻婆豆腐。
おいしいけど辛い。辛いけどおいしい。なんか舌しびれる。
私の残した分も食べて汗のとまらない森のなかま。
一人は別のセットにすればよかった………
というわけで、しとしと雨の土曜日を、火の守護神でしめたのでありました。ぼっ


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