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鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

薬の効用(2回シリーズその1)

2014年10月26日 00時00分01秒 | 提言

 薬の効用について私見を述べたい。どこの家庭でも、誰でも、医師の処方による投薬、市販品等の薬にお世話になっている。漢方薬を煎じて飲むことや、薬膳料理、注射や湿布など、身体に何らかの影響を与え、症状を改善させ、治癒すれば正解であるが、必ずしも薬が及ぼす効果ははっきりせず、難病や、未だ特効薬が見つからない病も多い。

 薬に頼るほど、長期間症状が変わらず、副作用が強く出ることもあるので、薬の服用等は慎重でなければならない。生活する場の近くには、最近進出したドラッグストアーが多くある。便利には違いないが、日本人の薬好きが商売を成り立たせて居るともいえる。

 インフルエンザ、風邪、発熱、食あたり、皮膚病、打撲やねんざ、切り傷、頭痛、肩こり、身体衰弱、不眠症等日常生活には、医者にかからなくても直ぐに治る症状は多い。時間の経過が良薬とまでいわれるのは、本来、人間に備わった治癒力や再生力である。環境が原因して起こる病も多い。

 暫く掃除をしないで使っているエアコンはカビが発生しやすく、飼い犬や猫の抜け毛、などのペットがもたらす病気、ダニの発生や、カビの胞子を吸い込むことなどアレルギー症状もあり、原因を除去することによって治癒できる病も多い。病の原因を知ることも大切である。

 では、身体が不調となり、薬を飲まなくても回復するのは何故なのかを考えてみると、病気には外的な要因や内的な要因があるが、脳が体内外に異変を感じると、それ以上病状が進まないための対応措置の命令を出し、原因を調べる。調べたことをDNAに照らし合わせ適切なホルモンを作り、患部へリンパ液や血液を使って送り込む。黴菌等の侵入には血液中の白血球が作用し、マクロファージやTキラー細胞が戦う。病原菌類には自分で体温を上げ(汗腺を閉じ、体温を上げる)、熱で病原菌類を殺す方法が取られる。痛みについては脳内で、麻酔物質が作られる(例えば、長距離マラソン選手などで、限界まで走ると脳が反応し、体内麻酔を作り出し痛みを忘れさせる)。病原菌が死ぬまで続けられるため、なかなか死なない場合は治癒に日数がかかる。(次回へ続きます)