ブログ「かわやん」

森羅万象気の向くままに。

6・23沖縄・慰霊の日を「国民の慰霊の日」に

2010年06月28日 23時24分27秒 | Weblog
 日米韓3国の軍事同盟化は沖縄の米軍基地を必要としていると考えるなら、それは時代に逆行しているのではないか。

 東アジア共同体という構想を語った前首相の鳩山さんは、そこから普天間基地の県外移設の発言を産み出したことは言うまでもない。しかし民主党内からこの東アジア共同体構想がいま聞かれないのは、虎の尾を踏むもとになるからだ。

 新たな時代を感じさせた前政権は、残念ながら指導力が不足した。普天間基地移設特別委員とか、首相肝煎りの組織を設けて動くべきだったが、「守旧派」が動かなかった。そこまで危険を犯さなくても、というわけである。

 考えてみたら、金権体質で非難をあびた小沢さんも、県外移設に熱心だった。この路線が否定されたのが現政権とみるべきだーというのが私の見方だ。

 日米合意をめぐる議論は国会で一度たりとも行なわれていない。今回の選挙での主要なテーマにもなっていない。沖縄の願いはどう反映されるのか。誠に残念な限りだ。

 オバマさんとの28日の会談で菅さんは沖縄の負担軽減で合意できたとの報道にふれたが、まず取り組むべきは沖縄戦の慰霊の日を国民の慰霊の日にして休日にすべきだ。原点から取り組みを図るべきだ。
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