ブログ「かわやん」

森羅万象気の向くままに。

時代遅れの思考はどうなるか

2007年04月20日 00時58分58秒 | Weblog
「全然緊張感がない。自民と民主の議員がお互いを慰めているようなシーンもありしらけた」と言う。

与野党対決は、メディアで知るのとは大分違うようだ。

「民主の対決は参議院選挙まで」とも分析された。

いかれこれやーと思った。自民党と民主党の対決はそういう意味では政局をつくるもので、参議院選挙後は別の政局をつくるということか。それは政界再編ということか。政治の世界はよくわからない。

要は天下をとるためなのだ。権謀術数とよく言ったものだ。

さらに強行採決抗議の日比谷野外音楽堂には5000人近い人が参加したというから、これからは憲法問題が運動の中心になるだろうし、自治体労働者の組合である自治労は危機感をもっていると伝えられる。

ポストモダンは「大きな物語」の後退からくる「小さな物語」の時代というが、憲法改定は「小さな物語」ではないだろう。ただそれに関心を示さない人を生んでいるのもポストモダンなのだ。だからそういう思想構造から見れば改定に賛同は過半数はいるだろう。しかし9条の集団的自衛権は賛同する思考なのかどうか。ここを分析する必要がある。

若い学者はラカンの精神分析など学び現代の精神の状況をよく分析している。ここのところの研鑽が必要だろう。「オタク文化」をまともに向き合わず、「漫画文化」「アニメ文化」「ゲームソフト」などに背を向ける思考はいつかはしっぺ返しを受ける。思考が時代遅れになって、大声だけ空しく出すことに終わってしまう気がする。

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