ブログ「かわやん」

森羅万象気の向くままに。

メディア(AMラジオ)ーこの一年

2008年12月23日 22時06分31秒 | Weblog
 メディアのなかでもAMラジオについてこの1年で取り上げる。ラジオが照射するメディアの再生というところか

 最近ラジオの面白さは3人のコラボレーションが面白いと思うようになった。その代表格が毎日放送の午後3時45分から5時すぎまでの「ノムラでノムラ」の月曜日と、午前5時50分から始まる「三上公也の情報アサイチ!」だ。「この1年」でAMラジオを取り上げるのは、テレビがあまりにも面白くないからか。というより影響力が大きすぎて返って嫌味を覚えるからか(これは個人的感情!)。
 
「ノムラでノムラ」は月曜日から木曜日までの帯で一番面白いと思うのは月曜日の桂南光さん、高井美紀アナウンサーの3人のときが出色。野村啓司アナウンサーと桂南光さんの息がよくあうが、2人の少々脱線気味を話に手綱を締めるのが高井アナウンサー。というより高井アナウンサーの手の平で2人が踊っている感じ。

 ラジオのよさは等身大の姿が電波に乗ることだ。プライベートな話も時には出る。テレビではまず出ない。そのぎりぎり公開のプライバシー披露が出るのもこの月曜日のよさ。まことに息があう3人だ。裃(かみしも)を着たようなメディアはもう飽きられている。だからよけいに新鮮味があるのかもしれない。

 朝早くから仕事をしている関係からカーラジオを聞く機会が多い。朝の番組で固定してしまったのが「三上公也の情報アサイチ!」。電波メデイアの多くがバラエティー化している。そうした中で「情報」を伝えるこの番組は珍しいくらいの存在。番組を聞いていると、三上アナウンサーは午前2時に起床して番組に備えるという。神戸の情報が主流だが、他府県で聞いているリスナーに意外と違和感がない。

 浅井千華子さん、赤崎加林さんが交代で出る。男性陣のもう一人は西條遊児さん。午前7時すぎに登場する。なぜ7時すぎなのかわからない。3人のコラボレーションがいい。西條さんといえば漫談家西條凡児さんの長男。遊児・笑児のコンビで兄弟漫才をしていたことを覚えておられる方もおられるだろう。その遊児さんがこの3人では一番の長老。それぞれの年齢差が話しの幅を広げている。

それと大事だと思うのは、遊児さんも浅井さんも取材して情報を伝えていることだ。これがなかなかの出来だ。コメンテーターが座り情報をはじめから色分けしているテレビの傲慢さはない。普段着の神戸で生きる庶民の視点が充溢している。テレビよラジオに学べ!
コメント
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