江～姫たちの戦国～（３）「信長の秘密」

江～姫たちの戦国～第３話「信長の秘密」
放送日 ：2011年 1月23日（日）放送時間 ：午後8:00～午後8:45（45分）

ＢＳhでＰＭ６：００から待ち切れなくて見たけど、「よかったよ～」
完璧。
（あらすじ）
天正７年、秋。江（上野樹里）は信長（豊川悦司）の命で家康（北大路欣也）が妻と嫡男を殺したことに驚く。江は安土へ向かい真相を知ろうと信長の秘密に迫るが…。

というあらすじであるが、今回の主役は、豊川悦司。
「鳴かぬなら殺してしまえ」と表現されるが、その裏側にある孤独、悲しみをうまく出していた。
話しぶりも時代劇口調ではないところもいい。おそらく豊川悦司の判断であろう。

その狂言まわし役を、またうまく上野樹里が演じている。
これまで３回見て分かったことは、江は本当は主役じゃなくて脇役で、主役を輝かせる役割なんじゃないかということ。

そうだ！だから題名だって、姫”たち”のって、複数形になっているのだ。
我ながらいいことに気付いた。いい指摘である。

ところで今回の演出で気に入ったのが、徳川家康が妻と長男を処分するところ。
本来見せ場であろう所を、お市にしゃべらせて流したところである。
これは、信長の気持ちを際立たせるために散漫にならないように映像にしなかったと思われる。

これまでの３回は完ぺきな演出。話が面白い、出演者の演技もいい。配役がいい。特に水川あさみが頑張っている。抜擢されると会社員もそうだが自分の力以上の能力を発揮する（うつ病になるのもいるが）、そんな例かも。

私もテニスで強い相手の方が、いいプレーができるからね。（笑）