あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

聖書協会2018年版旧約聖書で「ナホム書」を読んで

2020-08-12 11:36:40 | Weblog


照る日曇る日第1440回


「ニネベに向けた託宣、エルコシュの人、ナホムの幻の書」である。

陥落するニネベの描写はすさまじいものがあるが、丸丸書と同じくここでもばったがバッタバッタと登場するのが興味深い。

「その場所で、火はあなたを焼き尽くし、剣があなたを切り倒す。
火はばったのようにあなたを食い尽くす。
若いばったのように数を増やせ。
移動するばったのように数を増やせ。
しかし若いばったは脱皮して飛び去る。
あなたを守る部隊はばったのようで、指揮官たちはばったの群れのようだ。」

イスラエルの大半は、このばったやジャッカルが活動する砂漠のような不毛の地だから、こういう描写になるのだろう。


かくて世は麻のごとくに乱れゆく勝手にせえやわしゃもうもう知らん 蝶人
コメント
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