伊藤比呂美・文・片山健・絵「なっちゃんのなつ」を読んで 2019-06-30 14:26:58 | Weblog 照る日曇る日 第1274回 詩人伊藤比呂美が詩文を綴り、片山健が水彩で描いた日本の夏の原風景。 熊本の田舎の野原の草いきれ、まひるの太陽の輝き、河の向こう岸で揺れる蒲の穂、道端に落ちている蝉の死骸、ふりむくハンミョウ。おばあちゃんと墓参りに行くなっちゃん、ともちゃんと遊ぶなっちゃん。 すべてが懐かしく、美しい! 喫煙とはすなわち毒を呑むことで君と妻子を死に至らしむ 蝶人