こうの史代著「この世界の片隅で 上」を読んで 2018-08-25 13:32:42 | Weblog 照る日曇る日 第1124回 ヒロインの女性のキャラクターの魅力と戦前戦中の普通の日本人の暮らしぶりを生き生きと描き出した漫画である。基本的には幼い少女のように描かれながら、時とすると若妻のエロスをほの見せるのが、著者の絵の隠し味だろうか。 この上巻では「第8回19年5月」のさまざまな野草をご飯に入れ込んだ「楠公飯」のレシピが興味深い。 「もう浮輪仕舞って下さい」と言う息子今年の夏が今日終わる 蝶人