株式投資と邪馬台国女王、卑弥呼

"卑弥呼"と"株"。株は49年,古事記は30余年で、邪馬台国=北四国の独自見解です。

G7と円と株価

2007-04-14 16:53:21 | 株、市況、予測

 ワシントンで開かれていたG7が終わった。イザの記事によると、たいした変化は無い。為替は現状追認だし、米国景気もこれまでに報道され通りの内容だ。

 家族旅行の為に欠席した人が居るが、閉会の記事を見ると、欠席理由は、意見の相違が有ったのだろう。ドイツといえば、自動車の販売が多い。

 日本の車が良く売れているから、円高意見であった物と思われる。しかし、米国開催だから、意見は通らない。そこで、家族旅行と言うことになったものと推定される。

 皮肉なことに、ユーロは上がり続けて、金曜日には円が上げていたのだが、G7で圧力が無かったことから、一気に円安にぶれた。円は、ドル、ユーロに対して下げている。

 円が安いと、ユーロに対して、有利となり、自動車、事務機などが、欧州での販売が楽になる。と言う認識なるわけで、このまま続けば、月曜は大幅に高くなる可能性が多い。


 昨日の相場は、後場に先物の売りが出て、大幅下げとなった。この時間の円高基調も影響したようだ。円高を要求されると見ていたようだ。

 円高は売りではないのだが、円安で買いだと、ほとんどの人が思わされているから、人々の思うことにに拠って、短期には思った方に反応するものなのだ。

 つまり、円高では買えない、円安の時に買おうと、買いが引っ込むし、売りは今の内に売っておこうと売られるから、下がることになる。円安では、この逆で相場に影響する。

 日本では、円高だと、燃料や、原材料が下がることになり、資材の価格が下がる。人件費はなどは同じだが、原価が下がる。つまり、製品の価格が下がってくるのだ。

 日本の輸入と輸出は、黒字になっている。つまり、買うより売る方が多い。だから、トータル円安の方が儲かる、となるのだが、日本は観光などで個人の持ち出しがある。

 この時は、円高で旅行者が得をしている。つまり、原材料のほかに、海外で円を使ってくることで、対応できるのだ。円高の時は野球観戦、観光旅行をして使えば良い。

 つまり、日本としては、円高や円安は、それに対応して海外で使えば、景気に大きな影響を与えず、あまり変わらないのだ。過敏に反応する必要は無い。

 それにしても、G7の会合の権威が落ちてきた物だ。石油の値上がりで、産油国(中東。ロシア)、アジアの好調などで、G7が持つ金が、大幅に移動したことも影響しているのだろう。

 それにしても、中国首脳の訪日は、日本に何のメリットも無い(デメリットばかりな)のに、マスコミの歓迎振りは異常であった。如何に、彼らが狂っているか、、、。

 今は情報網が発達して、あらゆる人の意見が流されている。極端な話は、投資を始める前から、投資の意見を書いたものまである。

 新聞テレビによる情報の収集は、投資の基本だったが、史実を伝えない、片寄った報道、など、信用を失っている。ネットは多すぎる情報があり選択が大変だ。

 しかし、現状を見る限り、今からの投資は、ネットで、情報を収集、分析する投資に変える必要性を痛切に感じる

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