株式投資と邪馬台国女王、卑弥呼

"卑弥呼"と"株"。株は49年,古事記は30余年で、邪馬台国=北四国の独自見解です。

まんが昔話と宇摩説(35) 山姥6 「舞の川と山姥」 餅つきの手伝い、幸運予言

2009-05-13 00:08:38 | 宇摩説の「童話、鬼と妖怪」

  はじめに

 

 これまでの紹介で、山姥の話が様々で結構多い事が判ったと思う。1~5まで、時代順にしたつもりです。この時代は大まかに勘案したもので、絶対ではありません。

 

 今日の「舞の川と山姥」は、普通の汚いお婆さんのように描かれていますが、餅の手さばきから、祝い事の餅に縁の深い老人と判ります。

 

 つまり、高天原(地方組織)と地域の祝い事など、餅に関わって過ごしてきた女神のアルバイトのように感じるのです。

 

 私には、朝廷の組織ができて、天下った女神が組織から離れて実入りが無くなった頃の話のように思えます。しかし、霊顕は凄いと云うのが、伝承した元だと思います。

 

  「舞の川と山姥 」

 

http://www.youtube.com/watch?v=VMwGv88CrKQ&NR=1

 

 

 この話の時代は、二つの太陽の時期が過ぎて、朝廷の政治となった頃だろうと思います。この後、ドンドン妖怪化が進みます。だから、山姥を作りだした前の方になるでしょう。

 

 見ながら気になる私のメモは、12月28日の約束。山姥の幸運予言。手伝いの礼。餅(お供え?)。約束を守る。長者。清水谷の山姥。最後に光り輝く。

 

 これらが、私の気付いた天下った女神の片鱗である。個々に再考、検討をしてみて下さい。 山姥が後世に伝わっている話だけでいことが判ります。

 

  羽衣伝承・鶴の恩返し

 

 また、羽衣伝説、鶴の恩返し、など、天下った女神の話も多く残ります。女性と織物の関係が、天下った女神を示すのです。これらは各地の女神を語った最初の物です。

 

 まずは、高天原の女神だから、天女として空中を飛ぶ女にしました。鶴の化身のようにも変えました。地上の痕跡・伝承を変更して云ったのです。これが女神変更の最初です。

 

  次回は山姥最終回

 

 次回(山姥7)で、山姥のシリーズは終わる予定です。これは、今回(山姥6)より、もう少し前でしょう。だから、天下った女神と関係した人々が登場します。

 

 だから、今回い取り上げた山姥の中では、一番最初の物と思います。そして、宇摩説が「天下った女神」と云う山姥の解明に、一番近い話ともいえます

 

  その他

 

  実は、見落としがあるかもしれないが、題名に「山姥」がある今回のシリーズの他に、まったく別の題名で「山姥が出てくる話も結構ある。

 

 これらは、多くが、妖怪になっているので、後の方に作られたものだろう。これらの山姥を見付けたら、皆さんも、どの位置になるのか考えるともう一つ楽しみが増えるでしょう。



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