株式投資と邪馬台国女王、卑弥呼

"卑弥呼"と"株"。株は49年,古事記は30余年で、邪馬台国=北四国の独自見解です。

報道が隠す事実(55) 佐藤総理の非核三原則の時代。中国の核ミサイルの発展

2009-08-10 00:08:18 | 時事、政治、社会、

  はじめに

 また、非核三原則が持ち出されている。この「核は持たず、作らず、持ち込ませず」の佐藤総理の国会答弁の後半部を、コピーしておこう。

 

 実は、この1967,12月(官報は翌年1月30日)の国会討論の様子が収録されている。

 

 読んでいて、反日官僚の作文が読み上げられたと、思われるのだが、幾つか佐藤総理の個人に意見と見られる部分も有る。その部分を載せてようと思う。

 

 何故、最後の部分を取り上げたかと言えば、此処が佐藤総理の意見だと思うからだ。そして、三原則の部分を飛ばしたのは、この前後が反日・左翼の主張が張った部分だと見る為である。

 

 この後、この三原則が枷となって、日本の防衛が如何に歪んだ事か、そして、反日・左翼がこれを、お題目にして騒いだ事か?

私は反日・官僚に自民党が載せられた者だと思う。

 

 

  佐藤総理の国防意識

 

 全体を見たい人は、下のURLで読んでください。

 

http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/JPSC/19680130.O2J.html

 

     ****  コピー  *****

私は,施政方針演説で,民族の理想として,国際社会における名誉ある地位を占めることを念願していると申し上げたのであります。

 

これは決して大国主義を鼓吹したものではありません。国際社会におけるわが国の新しい役割りがあるということを申し上げたものであります。

 

この目標を達成するためには,われわれ日本国民が置かれている国際的現実というものを,はっきりと見きわめる必要があります。そこから,われわれの国際的責任も,発展途上国に対する援助の理念もにじみ出てくると思うのであります。

 

また,現実の国際情勢は,単独防衛が不可能だという認識も生まれてくるのでありますが,戦後二十三年の平和と繁栄という事実によりまして,日米安保体制を選択したわれわれの判断が賢明だったことが理解されると思います。(拍手)

 

したがって,私としては,日米安保体制を堅持していくことをこの際はっきり申し上げておきたいのであります。(拍手)

 

しかし,どんなに自衛隊の整備がなされ,どんなにりっぱな国際間の条約を結んでも,国民に自分の国を守り,興隆させていくという独立の気概がなければ何にもならないのであります。

 

国防の基本は人であるという簡明なことばは,まさしく真理だと私は思っております

 

私は,総理大臣として,国の安全を確保するという基本的な課題は責任をもって遂行する決意でありますから,国民各位が日本人としての独立心を持ってもらいたいと念願している次第であります。(拍手)

 

     **** コピー終  *****

 

 これを読むと、総理の国防意識は現在の麻生総理に引き継がれている事が判る。だが、三原則も官僚の教育で、見事に継承されている。

 

 さて、この佐藤総理が、国会で「非核三原則」を読み上げた頃の中国は、どの程度の核開発を行っていたのか?つまり、どのような時に、この答弁が有ったのかが重要なカギである。

 

 

  中国の核開発

 

 そこで、中国の核開発を簡単に書いた記事を紹介する。

産経ニュースの昨年の記事である。

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081222/plc0812220027001-n1.htm

 

     ****  コピー  ***** 

【外交文書公開】中国の核開発とは…

2008.12.22 00:26

 【中国の核開発】 米国が核の脅威をちらつかせた朝鮮戦争を経験した中国は、1950年代半ばに核開発を開始。中ソ対立の激化で、59年にソ連が中国に原爆の製造資料提供を約束した協定を一方的に破棄した後は独力で開発を続け、64年10月に初の原爆実験に成功、5番目の核保有国となった。台湾との間で緊張が高まる一方、対抗して日本が核武装に走るのではとの観測が米国などで強まった。中国は96年に地下核実験の凍結を宣言、包括的核実験禁止条約(CTBT)に署名したが、批准していない

 

     **** コピー終  *****

 

 以上の記事を読めば、佐藤総理が「非核三原則」を、答弁したのは、中国が核開発を初めて、三年しかたって無かった。これは、身近に脅威が無い時の話である。

 

 一度に飛んでくる長距離ミサイルも無かったと時代だと記憶する。だから、核を積んだ米軍の入港に反日・左翼団体が拒否デモを行った頃である。

 

 時代が変わっったら、国防も変わる。そうでないと、国防など、付加のであろう。現状を見れば、先の佐藤総理の言葉から、核開発に尽した事だろう。

 

 国を守る、国益を守るのは、時代によって変わるのだ。「非核三原則」などと、反日・左翼がお題目にしている間に、中国の核ミサイルは、日本全土を焼き尽して余るほどになった。

 

 それでも、黙って、一つのお返しもしないで、全国民が死んでくれと云うと言う反日・左翼の空想平和や、民主党の「友愛」に、乗せられていて良いのだろうか?

 

 第一、友愛が相手に無い事だけは明確であろう。でなければ、日本に向く中国の核ミサイルは不必要に多い。そして、以後はガス田のように取られる、ヤクザに睨まれた日本になるのだ。

 

 今度の選挙は、日本人の生死、または、植民地に向かうような大きな転機にある。子供や孫も含めた日本の存続の危機に有るのだ。

 

 良く調べ、事実を知り広げて、民主党政権を阻止しよう。

 

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