株式投資と邪馬台国女王、卑弥呼

"卑弥呼"と"株"。株は49年,古事記は30余年で、邪馬台国=北四国の独自見解です。

日本人が知るべき事(14) 前野徹著書<2>縦軸価値観、横軸価値観

2007-07-28 01:41:19 | 時事、政治、社会、

  『新、歴史の真実』(前野徹著。講談社α文庫)の、78pに、価値観の変化が日本を堕落させたと説明がある。以下に、紹介する。

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 私は、日本古来からの伝統の価値観を、縦軸価値観と表現しています。時流れを軸として何事も考えます。祖先が居て、親があり、自分が居て、子が生まれ、孫が出来ます。
 この世から、わが肉体が消滅しても、永遠なる時の流れの中で、子々孫々に、わが魂は受け継がれいき続ける。これが、縦引く思想であり、日本人のよき伝統です。
 代々続く家が基本の”家の思想”は、縦軸思考の最たるものです。私たちの先人は、清貧に甘んじ、子孫の為に、神社仏閣を造り、国を守ろうとしました。
 村々のは鎮守の森があり、あちこちに地蔵尊がある。明治以降の西洋化の流れの中で、神社仏閣は激減しましたが、<三島注、自然ではない明治政府によって強制された>それでも、神社仏閣かく万、合計十六万もが、日本中に点在しています。・・・・・・・・・(略)・・・・。神社仏閣は縦軸思想の象徴です。
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<宇摩説では、縦軸思想と言われると、抵抗感がある。「和思想」と、するべきであろう。古代日本は、上下関係より、全体の、「調和」を、重んじた。身分が高くとも、仕事に失敗すると、高天原を追われたスサノオのように、放逐される。この思想で、縦軸思想と言われると、何と無く、無理を通す意味が含まれて、適切ではないと思う>
<また、「和思想」は、「全体思想」で、全体思想を言い換えると、「多数決」の意味が含まれる。つまり、自我より、全体優先で、他人を気にする思想である。この全体優先も、縦軸思想には、入らない気がする
<前野氏の意見は、儒教が入った考え方で、朝鮮半島人は、日本に儒教は無いということからしても、問題があろう。私は、この解説を封建時代の縦社会が大きく影響した意見だと思う。いわば、危険な思考が入っている>
<と言っても、著者は無意識なのだろう。ただ、少し違和感があるが、「和思想」、「全体主義」、「多数決」なども含めて読んで頂ければ、と思う>
<とにかく、卑弥呼の社会は、今より、人々を大事にした社会であり、この恩恵に浴した人々は、「お上」任せの思考をするようになった。逆に言えば、素晴しい社会を、数百年も続けたから、日本は、「和思想」となり、今に継承するのである>

 さて、本の趣旨は別のところになるので、続けて、戦後の部分に移ろう。

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 かたや、戦後日本に巣食った西洋流の価値観は、横軸価値観、横軸思想です。すなわち、現在の価値観を大切にする考え方で、「今さえ良ければ」と言う、現世利益主義や、刹那主義です。
 横軸価値観は私利私欲、拝金物質主義、身勝手、快楽主義をもたらします。人々はその時々の欲望に支配され、自分の欲望を満たすためには、どんなことをしても良いのだという価値観に結びついていきます。
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<実はここにも、多少の違和感があります。普通に読めば異論が無いのですが、この文は、日本人より、中国人や、韓国人の価値観を書いたと見る方が寄り適切でしょう>
<日本人で話すなら、このような人が増えている。日教組、在日、左翼報道によって、広がりつつあると言うところだと思います>
<日本ではまだ、ほとんどが、「和思想」だし、「全体主義」です。だから、言い過ぎていると思うのです。しかし、後を読むと、このように云いたくなる組織があります。私が、法に守られた組織と言う、集合団体です>
<大学、公務員、新聞社、テレビ会社、公務員の職員組合、労組、日教組、総連、在日団体、障害者団体、医師会、法曹界など。これらの組織においては、上記の指摘はそのまま当てはまるでしょう>
<言い換えると、現在の戦後の混乱は、これらの組織が引き起こしているものです。少し考えると、判るでしょう。素直な大衆は、これらの人々に食い物にされています>
<そして、ほとんどが報道関係者と結びついて、大衆を先導して、仲間内の悪を隠します。ばれると、責任転嫁して守ります。この代表が民主党を筆頭にする野党です>

 続きは、私が共産主義の巣窟だと言ってきた、東大法学部の具体例が出てきます。私は、「騎馬民族征服王朝」から、考古学者の反日論を書いています。そのほかでも、東大が共産主義の元になりました。

 1969年の東大安田講堂の立て篭もりも、他の大学生だと言われましたが、大本に立て篭もったのです。これらを影で先導したのが、東大卒や、東大生でした。

 この後、社会的騒動は、浅間山荘事件で、幕を閉じますが、闇に消え、潜伏した共産主義者たちが、日本の中枢で、先に云う、勝手な自己利益を追求し始めるのです。これが、戦後の大きな流れと言えるでしょう。

 教員改革、公務員改革、安倍総理は正面から立ち向かい、これらの陰で暗躍、利益を貪る組織から総攻撃を受けています。この攻撃に賛同する軽率な人が多いのは大いに悔やまれる所です。

 日本を任せるのは、残念ですが、安倍総理と自民党しかありません

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