FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 市場の催促に白旗をあげたFRB

2020-03-02 07:36:32 | 日記
おはようございます。3月2日月曜日です。3月に入りました。広島は曇り、この天候よりも、最近の相場のショックが大きすぎ、ここは努めて冷静にならなければなりません。動揺があるときは、取引を止めて、様子見し、相場の趨勢を確認してから参戦を考えるようにしたいと思います。

先週金曜日のNY市場では、ダウ平均はさらに大きく下げ、ナスダックは少し持ち直し、SP500は下げて引けています。

金曜日のNY市場の取引中に、FRBが緊急声明を出し、「市場を支えるために適切に行動する」と、利下げ前によく用いる言葉を発しています。市場は、これで、3月FOMCでは利下げをすると判断してきているようです。その利下げの幅がどううなるか。多分25ベイシスpointの現行1.5%~1.75%から1.25%~1.5%の範囲になると思われます。

しかし、市場はこれでは足らないと考えていますので、この程度の利下げとなった場合、相場は失望売りに遭遇するのかもしれません。

そうなってくると、3月FOMCまでの間、相場はまだ下げ基調のままとなり、安値を更新してくる流れとなって、下降トレンドは継続ということになってきそうです。そこで、FOMCでは、50ベイシスpointの下げを考えざるを得なくなります。1度に50ベイシスpointとするのか25ベイシスpointとするのか、市場はここを見ているようです。

今回の相場の下落は、金融不安が起きたわけでもなく、見通しのつかない感染症が主因です。新型肺炎のテーマが落ち着けば、相場は急回復してくる可能性もあると思われます。

FRBが利下げを行うと、さらに低金利となりますから、NY市場での株価の戻りは早いのかもしれません。

ここまでのFX相場の動きは、2019年8月26日の安値104.438円を起点として上昇し、2020年2月20日の高値112.227円まで来た分に呼応して動いているようです。先週金曜日の安値107.508円では、この安値高値でフィボを考えると61.8%付近の押しまで来たように思われます。

ここで下押しが止められるのかどうか、まだ市場は疑心暗鬼のようです。

現在6時25分ですが、ドル円相場は、1.7.3円付近で取引されているようで、さらに下押ししてきているようです。
独自の価格レベルでは、「極めて売られ過ぎ」レベルになってきていますので、反発してきやすいレベルや時期にになっていると思われますが、前述のように、市場からの催促はまだ継続しそうですから、本日からは反発相場だときたいすることはできないと思われます。

また、最近の相場は、コンピュータ取引ですから、アルゴリズム取引となり、下げが下げを呼び、上げは上げを呼ぶという順張り傾向で動いています。そうすると、人間が考える以上に、相場の振れ幅は大きくなり、不安定になってきているようです。この取引形態も相場が大きく動く要因になります。

新型肺炎による経済界への影響は必至と思われます。人の動きが回復し、サプライチェーンも正常化し、人々の中にも安心感が出て、行動が始まってようやく経済は回復へと向かい始めるようになると思われます。

3月MSQがあります。13日金曜日です。このMSQをめがけて先物やオプション取引が行なわれるようになります。そうなると、株価は、日経平均で2万円割れも出てきやすい環境になると思われ、コールやプットの買いが出て、これからの相場はまだ荒れ模様になるのかもしれません。

このようなときは、様子見するのが一番の時期となります。戦う一般大衆投資家という手もありますが、リスクは相当覚悟しておく必要があります。大切な資金をこの時期リスクにさらすのは避けるのがベストと思われます。どうしても取引するのであれば、サイズ小さめが良いと思われます。

色々な考え方で、相場の循環を考えることができますが、104円台を付けた時期からの判断行なうと、2018年3月25日の週から2018年12月30日の週、そして2019年8月25日の週で見ると、この安値間は、40週、34週かかっていますので、これから34週分は104円へ向けて下げていくと考えれば、ここまで26週経過していますので、向こう8週間はまだ下げ基調となることが考えられます。このパターンで行くと、3月FOMCでは25ベイシスpointの下げとなり、市場はこれに反発し、さらに利下げを催促してくるという流れになるのかもしれません。こののち、ペンタゴンや一目均衡意表での動きも確認してみたいと思います。

人の動き、物の動きが資金の動きを作り出します。これが今はできていない状況です。まずはこの回復がいつになるか関心をもってみていきたいと思います。「落ちるナイフは掴まない」ようにしたいと思います。

本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」も「買い」、「ひまわり」も「買い」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、108.866円超、「売り」は、108.866円以下、「買い」は、107.780円以下の場合となっています。
FPVは、108.413円、R1は、109.319円、S1は、107.146円となっています。

日足や週足では、まだ下落相場の最中となっています。下げ切っていない状況です。戻りがあると売り方が動きやすい環境にあると思われます。
2月20日高値112.227円の起点であった2月3日安値を先週割り込み、さらに今朝、すでに1月8日安値をも割り込んできました。次なる下値目標は、2019年10月3日安値106.482円になるのかもしれません。究極は104円台か、、、。

ここまでの相場は週足で動いてきたようです。週足のBB-2σは107.373円です。今朝107.364円まで押してきています。週足のBB-2σにはタッチしたようです。ここで止まらない場合、月足のBB-2σの105.543円狙いの動きも出やすくなりそうです。

まだ下げ止まったと言えない相場です。ここは慎重に対峙していこうと思います。

間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌

追伸 10時45分です。為替情報によると、108.0円から上では売り物が多くなっています。10時45分に中国財新PMIが出てきますが、、、。出ました。40.3となり、予想を下回りました。これはある程度見込まれていて、本日の相場にはすでに織り込み済みとなっているのかもしれません。5分足チャートでは、144MAが107.998円付近にあり、これがここ12時間の平均値になってきますから、これからしばらく方向感なく動くのかもしれません。本邦でも、日銀総裁が市場へ資金供給を行うと表明しました。債券の買い入れか、、、。他には、、、。確認中。
本日FPVが108.413円ですから、この付近までは値を戻すのか???現状相場は、下降トレンド中の戻りを試している段階。このまま反発開始とは考えにくい環境ですが、、、。

追伸 11時52分です。思い出せば、今週金曜日は米国雇用統計が出てきます。またその前にISM製造業景況指数なども出てきますので、これらの結果を観ながら、向こう3か月のポジション取りに動いてくるのかもしれません。

追伸 16時36分です。報道によると、GSが月内0.5%の利下げを出してきたと言います。それも、早ければ3月FOMCを待たずに世界の中央銀行と協調して実施するかも、という予想を出してきました。タイミングは別として、今月中の利下げ幅は0.25%ではないのかもしれません。0.25%とすると、さらに市場の催促では、後0.25%引き下げを行う必要も出てきますので、ここは小出しの利下げではなく、一気に0.5%引き下げてまずは史上の動揺を抑え込む取り組みに出てくるのかもしれません。

このような金融政策が出そろうようになると、相場は一旦反発上昇してきそうですが、本日の安値では、一旦一番底を付け、相場の持ち直し傾向を作り出してくるかもしれませんが、ここまでの動きで、上昇を否定してきた相場ですから、これを素郵政に来るのは何だいと思われ、いずれ、再度の下押しが始まり、二番底形成に来ると想定されます。その時期がいつになるかが課題となりそうです。

今週は今晩のISM製造業景況指数、水曜日のISM非製造業景況指数、そして金曜日の雇用統計と重要な指標が出てきます。これらの結果によって、相場は上下してくると思われます。そして来週のMSQへ向けての取組みで、方向が決まってくるのかもしれません。

まもなく17時になります。欧州勢が取引参加してきます。さらに相場を上昇させても、一旦は下振れさせてくる可能性もあります。4時間足での800SMAが108.707円付近を通過中です。ここまで来るか、それともその手前にある一目の転換線108.513円付近までで頭を押さえられるのか、チェック。現在値は、108.560円です。

追伸 18時44分です。欧州勢は、やはり押し込みつつあるようです。彼らは最近は107円台での取引を行っていませんので、ここでの景色を眺めに来ているのかもしれません。相場は週足で動いていますから、このチャートを観ると108.0円付近には上値抵抗があることがうかがえます。週間足ですが、長大陰線が形成されていますので、これを上回る長大陽線が出てくることは少し想定できそうにありません。

追伸 21時08分です。欧州勢も下押ししてきています。しかし、本格的な相場の動きは24時以降になると思われますので、それまでは、まだうろうろするのかもしれません。今売屋はISDM製造業景況指数です。

今夜はもう取引は行いませんので、ここまでとします。本日も訪問いただき、ありがとうございました。おやすみなさい。合掌
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