FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX WHO「新型肺炎 パンデミック宣言」発出

2020-03-12 07:26:49 | 日記
おはようございます。3月12日木曜日です。広島は曇り、朝からスカッと晴れる日は最近は少ないですね。その分暖かいということか。スカッと晴れる場合は、夜も星空がきれいに見えるようになると思われるので、朝の冷え込みも強くなると思われますが、今は季節の変わり目と考えれば、寒から暖へと移り行く過程と思われます。自然もその呼吸を行いながらベストな状況を作ろうとしているようです。

さて、相場です。昨夜のNY市場では、特に株式市場では、またまた大きく下落してきました。昨夜はパンデミック宣言が出たことに加えて、米国政府が経済t来策を明確に打ち出さなかったことからその不透明感が出て、売り込まれたということのようです。

最近は、上下する幅が非常に大きく、一日で1000ドル以上の動きがあることにももう慣れてしまった感があります。このような時、小生の師匠が言っていたのは、値幅よりも価格レベルに注目するようにと言っていましたね。その価格レベルの位置ですが、相場の大きな流れの中で、どのようなレベルにあるかチェックしろ、そして、高いか安いかを判断すること、と言っていたのを思い出しました。

同じようなレベルで数日間取引していると、「高い」とか「安い」とかの感覚がマヒしてきて、この判断ができなくなり、取引を失敗する、と言っていましたね。相場の循環をもう一度チェックしておきたいと思います。
この考え方に立てば、ドル円相場は、今は、安値圏のレベルと思われます。しかし、ここで下げ止まるかどうかはまだ不明と思われます。3月9日に最安値を付けていますが、ここは一番底と認識し、こののち、二番底をつけに来る動きが出てくるという見方を市場関係者の多くが持っているようです。

この二番底をつけに来る時期がいつかはまだ明確には定まりませんが、このような見方があれば、相場に全力買いをしていくのもまだ手控えられると思われます。

このような状況では、折々出てくる情報で、市場は一喜一憂しながら取引をしてくるため、まだボラタイルな状況となって取引も難しい時期になると思われます。

昨夜のNY市場では株価は大きく下げていますので、本邦の株式取引でも、その影響を受けて、まだ下押し圧力も強く出てくると思われます。

よく言われる言葉に、「騰落レシオは最低レベルにあり、通常なら買い場になっている」とか、「VIX指数が高く、売りは終えて、買いチャンスの時期」とかがありますが、これらの言葉も、今はむなしい言葉のように感じることもありますが、冷静に考えると、「悲観のうちに幸福の芽が出てきている」ことが相場の歴史からもうかがえますので、長い目で相場を観れば、「買い場ができた」ということも大いに考える時期になったと思われます。

リスクを全く感じないということではありません。相場全体を見渡して、判断すると、このような判断もできると思われます。

今夜はECB理事会が開催されます。マイナス金利の深堀を行うのかどうか、市場関係者は注目しています。

市場動向が落ち着かない背景には、17日18日のFOMCがあると思われます。今朝最新の米国債10年物利回りは0.87%と上昇してきていますが、FEDウォッチャーの見方は、0.25%~0.5%とするものは49.8%、0%~0.25%とするものが50.2%となっており、更なる低下を織り込むように動いてきています。昨日の段階では、0.5%~0.75%とするものが80%くらいあったと思いますが、さらに下がってきています。

しかし、昨日の動きでは、ドル円相場は株式相場ほどの動きはなかったと思われます。少しは落ち着いてきたか、、、。

FRBの現在の政策金利は1.0%~1.25%だと思います。市場は0.75%以上の利下げを催促していると考えられます。最新の利回りを考えれば、本日もまだ、ドル円を下押しする材料となってきそうです。

このような中で、日銀がどのような政策を打って出てくるか、限定的にならざるをえない環境でのかじ取りを観たいと思います。
本邦政府も、経済対策をさらに追加で出して来るといいます。世界各国政府がこのように取り組んでいます。
これらの効果がいつごろから出てくるか、それをにらんで相場がどのように動いてくるかチェックして行きます。

本日のシグナルは、「コスモス」は「売り」、「桜」は「買い」、「ひまわり」も「買い」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、105.085円超、「売り」は、105.085円以下、「買い」は、104.310円以下の場合となっています。
FPVは、104.754円、R1は、105.415円、S1は、103.865円となっています。

米国の民主党大統領候補者はバイデン氏が優勢になってきたようです。本邦の報道が、米国大統領選挙の本質を報道できるのかどうか、チェックをしています。報道各社は自分たちに都合の良いものだけを選んで報道しますからね。

間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌

追伸 9時15分です。日本株はやはり売り込まれてきているようです。ドル円は、まださほど動きはありません。

~~~忙中閑話~~~
昨日書いた、日銀総裁の話の部分ですが、すこし正確に書きます。
「昨年9月末現在での保有ETFの財務状況は、日経平均が19000円割れになるまでは評価益状態にあると思われる。その後、保有ETFの買い入れ価格は上昇していると思われるので、損益分岐点は19500円付近まで上昇していると思われる。」
コメント
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