風の宝石箱

日々想うことを感じたまま 大切にしまっておきたい

静謐な時間

2011年06月06日 | ひとりごと
一日のうち、誰にも何事にも邪魔されす穏やかにいられる時間は何時間あるのだろう。
たぶん、私の場合寝る前の僅かな時間がそれだろう。
ここ数年私は、専らその時間を読書にあてている。

携帯電話を持つ前の私は、大した用事もないのに、ずいぶん手紙を書いたものだった。
絵葉書であったり、封書であったり。
季節感のあるレターセットや切手を色々探すのも楽しかったなぁと思う。

友人に出す手紙ばかりだったけど、広告の裏に何度も下書きをして、書き上げるまでずいぶん時間のかかったものだった。
それだけ、私には「静謐」な時間があった。

いつのまにか、その時間を失くしてしまった。

お互い様だけど、今では友人から手紙がくることもなくなった。
年賀状ぐらいだなぁ。
でも、筆跡をみれば誰からの年賀状なのかは一目でわかる。

私の友達は、「私の字」だと分かるのだろうか?

ちょっと、いたずらをしてみようか。

わざと、差出人を書かずに手紙を書いてみようか


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