風の宝石箱

日々想うことを感じたまま 大切にしまっておきたい

ビニール袋ってすごい!

2010年08月29日 | ひとりごと
朝には雨はあがっていた。西の空には雲がひろがっていた。
五合目に着いた時には霧が出ていて小雨が降ったりやんだり、雨具を着ようか悩んだが途中ザックから出して着るのも面倒だと思い、半袖のTシャツの上に雨具を着て出発。
六合目に着く前に雨は降りだした。
雨の日の登山なんて初めての経験だ。
カンカン照りのなか紫外線を浴び続けて登るのを考えたら、小雨の中の登山のほうが楽だと思った。

・・・・・・・・・・・・

TVで富士登山者の様子をみて、「小学生でも登れるんだ」と思った。
同時に、「・・・なら、私にも登れる?!」と単純に思った。

去年、主治医F先生に聞いてみた。「絶対駄目です」と言われた。
今年、また聞いてみた。「登りたいと思うなら、行っても良いですよ」と言われた。
...........サポーターを持たされたけど。


本八合に着いても雨は降ったり止んだり、それでも星はいくつか見えていた。
日の出30分ほど前に、山頂に着いた、その頃は雨もやんでいたし、オリオン座が近くに見えた。
山頂は人がいっぱいで、雲から出るご来光も、私には人の頭の上から出たご来光を拝むことができた。
登山道にはまだまだ行列が続いていた。

登山はまだ続く、3776mの三角点までは、もう少し登らないといけない。
山頂郵便局と頂上奥宮で、お参りをしたり記念品を買ったりして少し休憩。
馬の背と言われる急な坂を登ると行列ができていた。
三角点で記念写真を撮っているひとの行列だ。
下界は一面雲が広がっていた。それでも、流れる雲の隙間から、伊豆半島がみられた。


富士登山は個人で来る人、ツアーの人。
家族連れもいれば、子供会?小学生の団体や、外国の人たち。
幼稚園の子供もいれば、高齢の人も。
何事も、「歳は関係ないんだ」と思った。

今回私はバスツアーで参加した。

登山は道楽だ。
私自身、アウトドア専門店に何度も通って着るものからその他の用具を少しずつ揃えたものだ。
中には、百均のカッパやスニーカーで登る人もいる。
けれど、少しでも安全に快適に楽に登山をしたいと思うなら、登山用品を揃えるべきだと思う。
買うのが嫌ならレンタルだってある。お金がかかるのは、登山だけではないはず。
なのに、なぜ登山となるとお金を惜しむのだろう?


今回の雨の中の登山で一番活躍したものは、ビニール袋でした。
いくら、ザックカバーをかけてもザックの中にまで雨水が入ってきました。
中のものは、全部ビニール袋で二重にしておいたので、持ち物が濡れる事はありませんでした。

来年もまた登ろう!