風の宝石箱

日々想うことを感じたまま 大切にしまっておきたい

大吟醸 ≪仁左衛門≫ を嗜む

2012年03月05日 | ひとりごと
お酒は、独りで飲むほど好きではありません。

乾杯のビールやシャンパン・・・・コース料理に出される白ワインやコンビニやスーパーでも買える甘い果実のお酒、この程度ならお付き合いでいただくことが年に数回あります。
赤ワインとウィスキーは、どうゆうわけだか受け付けません。先日、ロゼを試してみたけど、コレも飲めませんでした。ロゼって綺麗な色で美味しそうなんですけどね。
今、興味があるのは「マッコリ」にビールを注いで飲むこと。近いうちに試してみたいと思っています。

同僚で、お酒の入ったお菓子を食べただけでも、顔や首が真っ赤になる人がいますが、私は全然顔に出ません。
生まれ持った体質なんでしょうね、私はお酒には強い方らしいです。
あまりにも「シャンとしていて」見た目にも変化が現れないせいで、「ソフトドリンク」を飲んでるように思っている人もいます。まぁ それはそれで良いので、そう思わせておきます。

当然、「酔わない」私が、酔っぱらった同僚を送り届ける役を引き受けます。
「一人で帰れなくなるほど飲むな!」と言いたいのが本音ですが、何事も経験なのかなぁ~とも思います。
送り届けて玄関先で、ご家族に自販機で買ったスポーツドリンクを1本渡し「今日は少し、量が過ぎたようで・・・・・おやすみなさい」と頭を下げて夜道を帰ります。
見上げた夜空に月や星が見えたなら、少し得した気分にもなるものです。


ある日のこと、どこをどう回ってきたのか?酒飲みが大勢いるなか不思議なことに私に日本酒の瓶が回ってきました。貰い手がいないらしいのです。
日本酒は苦手なんだけど、料理に使えるし と思ってもらって帰ることにしました。
720mlのその瓶は、重たかったです。

数日後、その酒の瓶をだして繁々と眺めてみました。

銘柄の筆文字が立派です。ラベルの和紙が高級感を出していて、朱色で「限定品」とありました。
日本酒には詳しくない私でも、『大吟醸』とあれば、高級なお酒だということは分かりました。
早速、検索してみたら、そうそう手に入らない「酒」のようです。

それなら、ちょっと飲んでみようかな と思って湯呑茶碗に少し注いでみました。

日本酒が「美味しい」って感じたのはこの時が初めてです。これは、料理に使うのはもったいないし、きっと、酒蒸しに使ったら美味しいのかも知れませんが、それでは、お酒に対して失礼だと思い、うちに友達を呼んで味わいました。
うちには、ぐい飲みとかグラスがないので、来客ようの湯呑茶碗でいただきました。
720mlは、あっという間に空になってしまって、品のある空き瓶だけが手元に残っています。

何故だか惜しくて、この空瓶、リサイクルに出せません。今は流しの下にあります。

 ≪仁左衛門≫ お勧めです。







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