風の宝石箱

日々想うことを感じたまま 大切にしまっておきたい

白い足袋

2007年06月19日 | ひとりごと
通勤途中の一瞬の光景。
前方から男性が自転車をこいで近づいてきました。その自転車とすれ違う少し手前で男性の後ろにきちんと揃えられた足が見えました。
後ろには、一重の青っぽい着物を着た女性が横向きに乗っていました。
私が目にした物は、その女性のはく真っ白な足袋、着物の裾が風に捲れている様、オレンジの鼻緒の草履。
振り返ってもう一度その女性を見たけれど、自転車はあっという間に駅の方へ行ってしまって少し残念が気がしました。
きっと、襟も真っ白な半襟だったのだろなぁと思います。

今、色や柄のついた半襟や足袋を見かけることが多くなったけど、やはり真っ白な半襟と真っ白な足袋のほうが「凛とした」感じがして私は好きです。

「白」の色の持つ不思議な魅力を感じた朝でした。

自転車をこいでいたのは・・・旦那さん?お兄さん?恋人??
二人の関係も気になるけれど、自転車の二人乗りって、「禁止」ですよね!?

気をつけて、いってらっしゃぁ~い。