春日公園前の補聴器屋さん(春日市、大野城市、太宰府市、那珂川町中心)『かすが補聴器専門店』のブログへようこそ。
昨日は暑かったですね~。
すっかり夏です。
店内では、まだエアコンを付けていませんが、窓を開けると自然の風が吹き込んでくるので、暫くはこれでしのぎます。
室内でエアコンに当たりすぎると調子を崩してしまうので、できるだけ自然の風に当たっていようと思います。
さて、本日は、昨日に引き続き、メーカーさんの新製品を紹介します。
スイスの補聴器メーカー、『フォナック社の夏モデル』です。
フォナック社は、今年の1月に新チップを搭載した『Quest(クエスト)シリーズ』に追加モデルを発表します。
特に注目したいのは、追加モデルに、『オーデオQ』というRICタイプを3タイプ4グレード(全12機種)、高度・重度難聴モデルに評価が高い『ナイーダQ』の3モデル4グレード(全12機種)を追加した点です。
『Questシリーズ』は、言葉の聞き取りに特化した補聴器でしたが、発売時にRICタイプがありませんでした。
業界のトレンド商品であるRICタイプは、すべてのメーカーが注力しているモデルです。
当店でフォナック社を提案する際も、RICタイプは1世代前の機種を提案するしかありませんでした。
今回の追加モデルは、待ちに待った新製品です。
また、専門店で評価が抜群に良いナイーダモデル(パワー&防水タイプ)が、新型のエンジン搭載で登場!
パワータイプ補聴器の利用者は、夏の暑い時期、とてもシビアな使用状況となります。
ただ装着しているだけでも汗の影響が大きい上、夏場の炎天下では影響が尋常ではありません。
このクラスが防水処理されているのは、ユーザーにとって非常にメリットがあります。
更に、他社ではまだ最上位モデルの一部にしかない、周波数圧縮変換機能(聞き取りにくい高音域の音声を、聞こえが残存している周波数域に変換して聞こえやすくする機能)が、普及版モデルにまで標準装備されています。※サウンドリカバー機能
10万円台の機種にまでこのシステムが搭載されているのは、驚きです!
早くからこの機能を補聴器に取り入れていたからこそ可能なことかもしれません。
今回の夏モデルで、既製品群がフルラインナップとなりました。
あとは、オーダーメードタイプに普及版モデルが追加されれば、隙間のない商品構成になるでしょう。
今後のフォナック社が楽しみです。
本日は以上です。
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