春日公園前の補聴器屋さん 『かすが補聴器専門店』のブログ

春日市・大野城市・太宰府市・那珂川町で唯一の補聴器専門店を開業しました。補聴器と聞こえに関する情報を取り上げていきます。

障害者自立支援法対応補聴器(その2)

2013-05-09 16:26:26 | 補聴器

春日公園前の補聴器屋さん(春日市、大野城市、太宰府市、那珂川町中心)『かすが補聴器専門店』のブログへようこそ。

 

 

今日は、私事ですが、息子の5歳の誕生日。

きかんしゃトーマスが大好きなので、お誕生日プレゼントはトーマスシリーズの木製模型です。

4月から幼稚園に通いだして、ますますわんぱく盛り。

この前まで、ママのおっぱいを飲んでいたと思いますが、子供の成長は早いです。

 

 

さて、本日は「障害者自立支援法対応の補聴器」について取り上げます。

 

 

10年くらい前までは、自立支援法対応補聴器(福祉対応補聴器)は、アナログタイプの簡易型のものが主流でした。

それ以降、デジタル補聴器の普及とともに、簡易デジタルタイプと言われるトリマー式(パソコン調整ではなく、ドライパーで調整できるもの)が福祉対応になりました。

現在では、パソコン対応式でかなりの調整を施せるものも自立支援法対応補聴器になってきています。

 

 

以前からは考えられないほどの高性能タイプの補聴器が、自立支援法対応になっています。

補聴器メーカーさんの努力によるものが大きいですが、ある一面では補聴器メーカーさんのメンツ?と思えるところもあります。

あるメーカーさんが、15~20万円クラスの補聴器を自立支援法対応にしたところ、まるで「負けてなるものか!」と言わんばかりに、他のメーカーさんも次々と同クラスの物を対応にしてきています。

こういうメーカー同士の競争が、結果的に消費者(補聴器ユーザー)の利益になるのは、喜ばしいことです。

 

 

いくつかご紹介しましょう。

 

 

機種:ナイーダⅠ SP/UP

メーカー:PHONAK(フォナック:スイス)

対応:重度難聴用

主な性能:

 ・6チャンネルフルデジタル

 ・ハウリング抑制機能

 ・JIS防水保護等級3級

 ・Tコイル内蔵

 ・FMシステム対応

 ・全18色のカラーバリエーション

特徴:

補聴器専門店で高い評価を得ている「ナイーダ」モデルを自立支援法対応にしている目玉機種です。

 

 

機種:フラミンゴ FL-9(ボリュームコントロール付)

メーカー:WIDEX(ワイデックス:デンマーク)

対応:高度難聴用

主な機能:

 ・5チャンネルフルデジタル

 ・SIS語音強化システム(騒音を抑え、会話音強調)

 ・環境適応型指向性システム

 ・ハウリング抑制機能

 ・全4色のカラーバリエーション

特徴:

WIDEX独自のISP(統合信号処理)機能を搭載した高機能補聴器です。

 

 

 

機種:F201(左)/F301(右)

メーカー:SIEMENS(シーメンス:ドイツ)

対応:高度難聴用(F201)/重度難聴用(F301)

主な機能:

 ・8チャンネルフルデジタル

 ・ハウリング抑制機能

 ・アナログボリューム(ダイアル式)

 ・ナノコーティング(撥水コート)ボディ

 ・F201(全14色)/F301(全15色)のカラーバリエーション

 ・電源LED付きでon/off確認可能

特徴:

オプション購入の高機能リモコン(miniTek)にて、テレビ音声受信機能、ブルートゥース対応携帯電話が使用可能。

 

 

 

機種:P80SP

メーカー:OTICON(オーティコン:デンマーク)

対応:重度難聴用

主な機能:

 ・6チャンネルフルデジタル

 ・ハウリング抑制機能

 ・ナノコーティング(撥水コート)ボディ

 ・電源LED付きでon/off確認可能

 ・全12色のカラーバリエーション

特徴:

OTICON自慢の「人工知能」搭載モデルで高速処理が可能

 

 

 

これらの機種は、すべて通常価格で20万円してもおかしくない、ハイスペックモデルです。

兼業店さんでは、自立支援法対応の補聴器を取り扱っていないところもありますが、補聴器専門店であれば、ほぼ取扱いがあるでしょう。

身体障害者手帳を取得したり、自治体に補聴器の申請を提出したりと面倒な手続きはありますが、自治体から受けられる福祉サービスです。

是非お知らせしておきたい補聴器情報です。

 

 

 

 

 

本日は以上です。

 

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