東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

国際部の集まりから

2019-08-04 12:00:00 | 19期生のブログリレー


こんにちは。太田です。
暑いですね。

さて、今週は、国際部の行事「国際社中」がありました。
自己紹介で国際部所属です、と言いましたが、
入ったのは6月ですので、国際部の行事に参加するのは、
これが初めてです。ようやくの第一歩。

さて、「国際社中」って何っ? ですよね。
これは今年からスタートした国際派リーダー養成委員会、
という説明を私は聞いています。
国際部メンバーが集まって自らのために勉強する
(先輩の話を聴くなどの)場といえば良いでしょうか。
新米なので詳しく説明できませんが、
中央支部の部会は会員に対して
何らかのサービスをするのが部会活動の主体なのに対して、
この国際社中は、所属部員の相互研鑽が狙いですので
ユニークな活動と思います。

今回の講師は関本先生でした。
原則は"さん"づけ、とはいえ、とても書きものに、〇〇さんとは記せない先輩もいらっしゃいます。
ご存知の方も多数おられると思いますが、
関本先生は、そういうレジェンドと呼ぶにふさわしい
大先輩診断士です。
先生のお話は、国際部の黎明期を中心にした
語り継ぐべき"歴史"についてでした。
診断士の国際関連業務でイメージされやすいのは、
国内中小企業の海外展開支援、
加えて昨今であればインバウンドを想定した事業展開、
といったところでしょうか。
国際部を創設された背景は、そのいずれでもなく、
国外、主にはアジア各国での診断士養成に貢献する、
というものでした。
その思想のもとで、
現地での診断士養成のため日本の診断士を派遣し、
また留学生を中心とした交流も活発にされたそうです。
これらの交流は、現地ビジネスマンの充実というかたちで
結実してきています。
一方、中小企業診断士は国内の中小企業をサポートする、
というオーソドックスなスタイルとのは親和性は
あまりよくなく、ずいぶんとご苦労されたそうです。
そのご苦労の結晶が塾長も所属されている
(株)ワールド・ビジネス・アソシエイツです、
という言及もありました。
私が、診断士に国際的な活躍の舞台がある、
というのを聞いたのは、塾長からでした。一回目の実務補習第1日目、実習先企業へ向かう途上でした。私が海外勤務が長かったということで振ってくださったのだったと思います。診断士が国際的な活動を行う、ということが想定になかったので、聞いた当座は、うまく反応できませんでした。

振り返れば、私の会社生活の半分近くは海外駐在ですので、

人に誇れるような内実はないものの、
今の自分を形成しているのは、
海外駐在員としての仕事・生活である、
ということに思い至るきっかけでもありました。
そんな経緯を経て、
今は、国際分野での活動を将来の柱の一つにしていきたいと考えています。

今年スタートしたこの「国際社中」には、
海外を活躍の場にするという国際部創設以来の思想が
受け継がれている、というのが私の印象です。
そんな気持ちを携えながら、
来年行われる国際部セミナーのプロジェクトメンバーとして
土佐林さんとともに加わって活動していきます。

PS
海外サポートについて意見を交わしたあとの懇親会は
国内酒蔵を熱烈サポートし
心の貿易収支バランスをとりました。

コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 声の力のご紹介 | トップ | 「取材講座」を通じての雑感 »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (鴨志田)
2019-08-04 14:15:23
国際部社中、楽しそうですね。
私が国際部の部長になった時、何かと相談にのっていただいたのは、関本さんでした。
そして部員の活性化を目的に国際部サロンを立ち上げ、初回は、やはり、関本さんに講師をお願いしました。そのご、国際部サロンは、広く色々な人が参加するサロンとして、ただ聞くだけでなく、相互交流の場として展開したことを思い出しています。懐かしい思い出です。

太田さんの語学力を生かして海外の仕事をされるためには、コンサルタントとしての基礎は、とても大事と思います。その理由は、たとえば海外での企業指導で求められるのは、現場応用力だからです。私は長年、国内で研修講師として活動してきたのでテキスト作成を通じて様々な基礎の勉強の機会に恵まれました。その引き出しポケットを沢山持つことができました。ぜひ、貪欲に学びの場を作られることをおすすめします。
返信する
Unknown (廣瀬達也)
2019-08-04 17:19:58
「国際社中」
「海援隊」の前身と言われる「亀山社中」を彷彿させる名前ですね。なんとなく志の高い方々が集まられている姿をイメージしました(^^)

私が診断士に国際的な活躍の舞台がある、と知り(感じ)始めたのは、稼プロに入塾してからです。国際部周辺の方々が多そうな感じがします。
私自身はこのところ国内というか「地域」思考になっているのですが、この「国際感のある」稼プロ関係者のみなさんからいろいろ刺激をいただける機会を活かしたいと思います。(中央支部会員でもあるので・・)今後ともよろしくお願いします。


返信する
Unknown (森(宏))
2019-08-04 19:20:16
国際部の設立経緯がそのような目的からだとは大変意外でした。かつてはアジアの中では日本は圧倒的に先進国でしたが、今は随分役割も変わってきたのでしょうね。
私のようなドメスティックな人間からすると、なにか「国際」というだけで気後れしてしまいます。それでも追々明らかさせていただきますが中国には縁があり、多少中国語は勉強中です。もちろん土佐林さんの足下にも及びませんが、ものになった暁には国際部にも貢献できると良いなと、いう考えもございます。
返信する
Unknown (鴨志田)
2019-08-04 20:20:35
そういえば、私は三多摩支部の国際部によばれました。
「ドメスティック診断士でもグローバルな活動ができる」事例として。
返信する
Unknown (田本秀行)
2019-08-05 01:16:50
国際部の経緯は聞いたことがありますが、意外ですよね。社中というのは、海援隊を連想し、志の高さを表現されているように感じます。ぜひぜひ、ご活躍期待してます。SAKEはすでにグローバルでは?
返信する
Unknown (太田一宏)
2019-08-09 08:36:55
鴨志田さん、田本さん、森(宏)さん、廣瀬さん、
ありがとうございます。

関本先生のお話しのなかでも、鴨志田部長(当時)のご苦労に言及されていました。税制や労働法規が国ごとに異なり、加えて、その法令が現地語で読めない、ということをとらえても、診断士はドメスティックな存在というのは否めない側面でしょう。一方、企業を運営していくポータブル・スキルのようなものは在る、と思わせる関本先生のお話しでした。
会社のメールに埋没して、反応が遅くなってしまいました。ご容赦ください。
返信する

コメントを投稿

19期生のブログリレー」カテゴリの最新記事