こんにちは。20期卒の安納一貴と申します。
24期生の皆様、はじめまして!まだまだ続くカリキュラム、是非楽しんでください!
4月からよろず支援拠点での窓口業務に携わって半年弱。事業者様のお話を聞く機会が、とても多くなりました。前職では専らウチに籠っての開発関連業務でしたので、稼プロ!での教え(特に“聴く”分野)がとても役に立っていると感じる今日この頃。今年は、学び直し参加しようかとも検討しているところです。
さて、窓口業務におきましては、教えを思い出しながら、まずは聴きに徹して現状をじっくりお話いただきます。そして伺った内容を整理しながらご説明申し上げ、こうした状況ということでよろしいでしょうか?と形で確認をとっています。
この段階で、何となくほっとしたような表情をされる方がいらっしゃいます。買い被りかもしれませんが、分かってくれた、と感じていただけているような。まず現状を共有することが、とても重要なワンステップなのです。ラポール構築の第一歩です。
そして思いますのは、まず「右筆(ゆうひつ)」になることだな、ということです。右筆とは、その昔、お武家様などのそばに仕え、文書の書き起こしや管理をする文官である、と理解しております。この仰っていることを書き留めて整理する、といったことは、まさしく右筆のお仕事に当てはまるのではないでしょうか。
さらに、いただいた販売データや会計資料、組織の状況などを伺って、図やグラフ、票の組み直しをして見える化する、といったことも、現代の右筆の仕事、といえるかもしれません。もしかするといずれ(いやもう?)AIが上手くやってくれることなのかもしれませんけれど、相手の表情を見て受け答えすることまでは、荷が重いでしょう。
助言に入る前の現状把握、そしてお互いのコンセンサス。はじめにこれらがとても大事だと感じる昨今であります。
以上、お読みいただきありがとうございました。